
月刊誌『大人のおしゃれ手帖』の読者組織「ミモザ会」の公式ブロガーによる『ミモザ会ブログ』。
今回は、読者ライターの河合麻子さんが愛用している「マリデニム」のお話です。
マリメッコの代表的な「ウニッコ柄」がプリントされたこのデニム。
“柄ものはハードル高そう……”と思う人も多いと思いますが、あるアイテムを投入すると簡単に上手にまとまるようになりました。
さて、その「あるアイテム」とは……?
皆さまこんにちは。読者ライターの河合麻子です。
日々のごきげんの素を綴っております「毎日ごきげん帖」。
今月は、2024年からスタートしたマリメッコ初のデニムライン「マリデニム(Maridenim)」の魅力と、私なりのコーディネートの工夫をご紹介します。
長く愛用できるデザインと製造方法の「マリデニム」

2024年8月に登場した「マリデニム」。
その後もこのデニムシリーズ、次々と発売され、デニムジャケットやデニムスカートも登場しています。
私はウニッコ柄のバレル型デニムを愛用中です。
ウニッコ柄のデニムというのが新鮮でひとめぼれしたのですが、最初は「柄ものだし着こなしが難しいかなぁ」とか「バレル型は私には“もんぺ”みたいに見えないかなぁ」などコーディネートに少しハードルの高さを感じていました。
でも実際にはいてみると、柄ものとはいえデニムならではの合わせやすさや、柔らかいはき心地が大人世代にも優しく、今では日常使いにもお出かけにも気軽に使っています。
ちなみに購入した2024年は、ウニッコデザイン60周年で、大きなウニッコ柄のノベルティバッグが予約購入の特典でした♪
マリメッコの企業理念に「長い製品寿命」「タイムレスなデザイン」が挙げられていて、
「捨てられることのないものづくり。次世代に負担をかけない。」ことが大きな目標として掲げられています。
「マリデニム」のデニム生地はオーガニックコットン80%、リサイクルコットン20%が使用されています。
またリサイクル性を高めるため金属素材はボタンとジッパーのみでリベット(金属製のパーツ)を使用していなかったり、化学薬品や水の使用を抑えるなど製造方法にも工夫が凝らされているそうです。
私も「次世代に負担をかけない」を念頭に、長く愛せる物を選んだり、古くなった物はリメイクして楽しむなど、使い捨てにならないファッションを心がけていきたいです。
【大人世代コーデの工夫①】頼れるフランネル白衿シャツ

マリデニムのコーディネート、春夏はシンプルにTシャツと合わせてウニッコ柄のデニムを主役に着ていました。
ところが秋冬は意外とシンプルコーデが難しく……。
私のデニムのサイズはゆったりとしたシルエットなのですが、今どきのたっぷりした形のトレーナーやセーターと合わせると、「ゆるっと」×「ゆるっと」のサイズ感になって、なんだか締まりのない印象に。
そこで頼りにしているのが、白いシャツです。セーターやトレーナーの下に白シャツを入れれば、首元が白で明るくすっきりとし、コーディネートが引き締まる感じがします。トラッド好きの私には着ていて落ち着く安心アイテムでもあります♪

愛用している無印良品の「両面起毛フランネルシャツ」は、着心地がよく長年のお気に入りです。
柔らかくて厚みのあるフランネル生地なのでかっちりし過ぎず、普段着のセーターやトレーナーと馴染みやすいのがgoodです。
この秋新調したのはメンズのSサイズのオフ白(今年は無印良品のレディースの衿つきフランネルシャツは白色がなくアイボリーのみだそう)。
メンズだと裾の長さが気になったので裾を縫い上げ、写真のように少し丈の短いデザインにして着ています。
メンズサイズならではの、身頃や腕の長さのたっぷり感は今っぽくてとても気に入っています。

ZARAの半袖ニットを合わせた時も、ニットの下はやはり白色のカットソーにしてみました。
コンバースの革スニーカーとも白色がリンク♪(マリメッコとコンバースはよく合いますね。フィンランドでも愛用者が多いのだとか)
柄×柄コーデもニットなら柔らかい雰囲気で着られそうです。

