◆2番手以下は大混戦

黒い太陽:正直、2番手以下はかなり混戦と考えています。やはり同じコースで行われた日本ダービーを勝っている3頭には敬意を払いたいです。
——年齢順にタスティエーラ、ダノンデサイル、クロワデュノールですね。
黒い太陽:タスティエーラは追い切りが、目を引きました。天皇賞・秋は凡走しましたが、見違えるほどよくなった印象です。ただ、乗り難しくなる大外枠に入ったのは残念ですね。そこはD.レーン騎手に何とかしてもらいたいです。
——レーン騎手は今回の免許期間がこの日までなので、手土産は持って帰りたいでしょうね。
黒い太陽:凡走した天皇賞・秋(8着)は、馬体重がプラス10kgで若干緩く見せました。枠順で嫌われそうなら逆に狙ってみたいです。何といってもダービー馬ですからね。
◆カランダガンは軽視せざるを得ない理由
——ダノンデサイルはどうですか?黒い太陽:この馬は4月のドバイシーマCでカランダガンに勝っているのが大きいですよね。その後、欧州G1を3連勝した“世界最強馬”に海外で勝利している価値は高いです。府中の高速馬場ならカランダガンに連勝してもおかしくはありません。
——つまり、カランダガンは軽視するということですね。
黒い太陽:欧州での実績は認めますが、やはり日本の馬場では厳しいという見立てです。2005年のアルカセットを最後に、外国馬は19年間も未勝利という現実からは目をそらせません。

