
愛知県・牧勝美さんの庭は、つるバラが壁いっぱいに咲きこぼれるコテージと、宿根草や一年草がナチュラルに混ざり合う「秘密の花園」。そんな花いっぱいの庭の片隅で、鉢植えジューンベリーが毎年たわわに実り、ジャム作りを楽しませてくれます。一度は収穫量が減ってしまったジューンベリーが、再び昔のように実るきっかけになったのが、メネデール社が販売している土の活力素『バイオマイスター』。実は、牧さんのように、バラや鉢植え、家庭菜園でバイオマイスターを愛用しているガーデナーは全国にたくさんいます。「花付きがよくなった」「実付きが安定した」「根張りが違う」──そんなリアルな声とともに、バイオマイスターの魅力と使い方をご紹介します。
バラが咲きこぼれる“秘密の花園”と、鉢植えジューンベリーのある暮らし
フォトコン受賞の庭、つるバラ ‘芽衣’ が彩るコテージガーデン
牧さんの庭が注目を集めるきっかけになったのは、ガーデンストーリー主催の「Instagram バラのフォトコンテスト2019」。つるバラ ‘芽衣’ がピンクの雲のように咲き広がる1枚が編集長賞を受賞し、「こんな庭にしてみたい!」という憧れの声が多数寄せられました。

受賞写真に写っている建物は、築50年の納屋をリフォームしたという小さなコテージ。お客さまをお迎えしたり、レッスンをしたりと、牧さんにとって“庭のリビング”ともいえる場所です。以前は建物の周りがアスファルトで覆われ、地植えができない環境だったため、「せめて壁だけでも華やかに」と、コンクリート用のメッシュフェンスを取り付け、その足元に ‘芽衣’ を植栽。ご主人手づくりのフェンスに丁寧に誘引を重ね、数年で壁二面を覆うほどの見事な景色になりました。

宿根草や一年草が風に揺れる株元も、牧さんならではの優しい植栽。バラを主役にしつつ、季節ごとの草花が表情を添える、物語のような庭が広がっています。
花の庭の片隅で育つ、鉢植えジューンベリー

そんな「花の庭」のもう1つの楽しみが、鉢植えで育てているジューンベリーです。「実がなる木を育ててみたいけれど、地植えのスペースが限られている」「樹高をコンパクトに保ちたい」という方にとって、鉢植え果樹は気軽にチャレンジできる存在。牧さんも、季節の変化を身近に感じられるよう、ジューンベリーを鉢で育てています。
春には白い小花がふわりと咲き、初夏には房状に連なる赤い実がたわわに色づきます。秋には紅葉を楽しみ、冬は落葉した枝にオーナメントを飾ってクリスマスの演出を楽しんでいるという牧さん。鉢植えなら、見せたい季節に一番きれいな場所へ移動できるのも魅力。ジューンベリーの鉢も、バラや宿根草の合間にそっと置かれ、庭全体のストーリーの一部になっています。
年々減っていく収穫量…鉢植えジューンベリーの悩み
「鉢が窮屈になってきた?」収穫量が少しずつ減少

鉢植え果樹を長く育てていると、多くの人が一度は経験するのが「最初の数年はよく実ったのに、最近なんとなく収穫が減ってきた」という悩み。牧さんのジューンベリーも、まさにその状態でした。
「鉢が窮屈になってきたのか、年々少しずつ収穫量が減ってきていました」
鉢の中は、年数が経つにつれて根が回り、土も固く締まりがち。水やりや追肥はしていても、根の周りの環境が窮屈になると、枝葉の勢いが落ち、花や実の数にも影響してしまいます。
「植え替えをすればいいのは分かっているけれど、大きな鉢を毎年やり直すのはなかなか大変」。そんなふうに感じている読者の方も多いのではないでしょうか。
植え替えだけに頼らず、“土の力”を見直したい

そこで牧さんが注目したのが、「土の活力素」として開発されたメネデール社の『バイオマイスター』でした。
バイオマイスターは、根が育つ周りの環境(根圏)に、空気と水分をしっかり確保しつつ、肥料分や微量要素、有効微生物をバランスよく補うことで、根が健康に育ちやすいよう土壌を整えてくれる資材です。
鉢を大きくしたり植え替えたりすることも大切ですが、毎回それをするのはなかなか大変です。できれば鉢はそのままにして、表面の土を整えることで、改善を図りたい。そんな思いから、牧さんは寒肥のタイミングで、ジューンベリーの鉢の表土にバイオマイスターをのせてみることにしました。
「植え替えを頻繁にしなくても、表面から土をリフレッシュしてあげるようなイメージで使い始めました」
