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12月の庭が寂しい人へ。一気に華やぐ、寒さに強い【冬の主役花】25選

12月の庭が寂しい人へ。一気に華やぐ、寒さに強い【冬の主役花】25選

シロタエギク

シロタエギク
シルバーダスト。YuRi Photolife/Shutterstock.com

キク科多年草/主な花色:黄/開花期:6~7月

白い産毛に覆われたビロードのような質感の葉が特徴のシロタエギク。初夏に小さな黄色の花を咲かせますが、主にシルバーの葉色を楽しむカラーリーフプランツです。一年を通じて観賞できますが、寒さに強いので、特に冬の寄せ植えに人気。日当たりと風通しのよい場所を好みます。産毛のある茎葉に水がかかると蒸れやすいので、水やりの際は気をつけましょう。大きくなってバランスが崩れたら、切り戻して小さくまとめてもかまいません。

シロタエギクの花言葉は「穏やか」「あなたを支える」などです。

シロタエギクはシルバーリーフが魅力! 特徴や育て方、寄せ植えのコツを詳しく解説

ユリオプスデージー

ユリオプスデージー
BOULENGER Xavier/Shutterstock.com

キク科低木/主な花色:黄/開花期:11~5月

マーガレットによく似た、明るい黄色の花を咲かせるユリオプスデージー。冬から初夏まで次々と花を咲かせ、輝くような花色で冬の庭を彩ってくれます。シルバーグリーンの繊細な葉も美しく、カラーリーフプランツとしても魅力的。苗のうちは草花のように見えますが、じつは低木で、数年育てていると大きく育ってゴツゴツとした太い幹になります。霜などの降りない、日当たりのよい場所を好みます。ある程度耐寒性はありますが、地植えで越冬できるのは関東以南の地域。寒冷地では冬は鉢植えにし、凍結しない場所に移動して管理しましょう。乾燥には強い反面、多湿が苦手なので、水はけのよい土壌で育てます。

ユリオプスデージーの花言葉は「円満な関係」「夫婦円満」「明るい愛」などです。

ユリオプスデージーとは? 育て方をはじめ、基本情報を理解しよう

シャコバサボテン

シャコバサボテン
Elena-Grishina/Shutterstock.com

サボテン科多年草/主な花色:赤・白・ピンク・オレンジ・黄・複色/開花期:11~3月

シャコバサボテンは、比較的標高の高い場所の樹木や岩場に着生して育つ「森林性サボテン」の一種。一般にイメージされる乾燥地に育つトゲトゲのサボテンとは生育環境が異なり、湿度が高く、遮光された環境を好みます。冬に花を咲かせることからクリスマスカクタス、またデンマークカクタスとも呼ばれます。4~10月までは屋外でしっかりと日に当て、成長を促しましょう。ただし夏場は明るい日陰に移したり、遮光するなど、強い日差しを遮って管理します。最低気温が10℃を下回るようになったら室内に入れ、日当たりのよい窓辺などで育てましょう。

シャコバサボテンの花言葉は「美しい眺め」「ひとときの美」などです。

シャコバサボテンってどんな植物? 育て方も解説!

シネラリア(サイネリア)

サイネリア
Skyprayer2005/Shutterstock.com

キク科一年草/主な花色:青・白・ピンク・黄・茶・紫・複色/開花期:11~5月

冬から春の鉢花として親しまれている色鮮やかなシネラリア(サイネリア)。こんもりとドーム状に育ち、パッと開いた明るい印象の花を密に咲かせます。カラーバリエーションが非常に豊富で、小輪から大輪まで品種も多くあります。冬に咲く花ですが、耐寒性はあまり高くないので、日当たりのよい室内で管理しましょう。花がらはこまめに摘み、花が少なくなったら切り戻しをすると、新たに花茎が伸びてきます。花に水がかかると花弁が傷むので、水やりの際は注意しましょう。

シネラリアの花言葉は「いつも快活」「喜び」などです。

【鉢花におすすめ】サイネリアは冬を彩る華やかな花! 綺麗に咲かせる育て方

ノースポール

ノースポール
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キク科一年草/主な花色:白(中央は黄)/開花期:12~5月

ノースポールは、マーガレットを小ぶりにしたような白い花弁と黄色い花心のコントラストが美しい小花を咲かせます。草丈30cmほどなので、花壇の前方におすすめ。開花期が長く、ガーデニング初心者向きの育てやすい花です。可憐な姿はどんな花とも合わせやすく、主役でも脇役でも活躍してくれます。こぼれ種でも増える丈夫な性質で、種まきからでも簡単に育てられます。旺盛に開花するので、こまめに花がらを摘み、株姿が乱れてきたら切り戻しをすると長く花を楽しめます。

ノースポールの花言葉は「誠実」「高潔」「冬の足音」などです。

かわいいノースポールの花を育ててみよう! 育成のポイントをご紹介

チェッカーベリー

チェッカーベリー
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ツツジ科低木/主な花色:白/開花期:6~7月

秋から色づく艶やかな赤い実は、クリスマスやお正月の演出にもぴったり。初夏に花を咲かせますが、主に実を観賞します。草丈20cmほどとコンパクトに育つ低木なので、寄せ植えの素材としても人気があり、常緑の葉は一年を通じて楽しめます。チェッカーベリーの実は食用できませんが、野鳥には狙われやすいので、ネットなどで対策すると安心です。寒さには強いものの、夏の高温多湿や強い日差しがやや苦手。やや酸性の土壌を好み、乾燥を嫌うので、水切れに注意しましょう。

チェッカーベリーの花言葉は「不老長寿」「明日の幸福」などです。

チェッカーベリーとは? これを読んでチェッカーベリーの栽培を理解しよう

シンビジウム

シンビジウム
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ラン科多年草/主な花色:白・ピンク・オレンジ・黄・緑・茶・複色/開花期:12~4月

シンビジウムはランの仲間で、花が豪華で開花期が長いことから、コチョウランと同様に贈答用としても人気があります。ランとしてはとても丈夫で、寒さにも強く育てやすい種類です。葉の根元にバルブと呼ばれる膨らんだ部分があり、そこに生育や開花に必要な栄養を蓄え、状況が整うとバルブの横から花茎を伸ばして開花します。真冬以外は屋外で管理できますが、日当たり、風通しともによい場所に置きましょう。植え付けの際は洋ラン専用に配合された培養土などが便利です。

シンビジウムの花言葉は「飾らない心」「素朴」「高貴な美人」「華やかな恋」などです。

シンビジウムってどんな花? 特徴と育て方を解説

コニファー

写真/3and garden

マツ科・ヒノキ科・イチイ科・マキ科など

一年を通じてみずみずしい緑を保ち、冬にはクリスマスツリーとして注目が高まるコニファー類。コニファーとは、細い葉を密に茂らせる「針葉植物」の総称です。樹種によって高く育つものから這い性のもの、葉色もシルバー系、ブルー系、イエロー系などバラエティー豊か。成木になれば、マツボックリも楽しめます。基本的に日当たりのよい場所を好み、剪定の適期は3~4月。ただし、暑さや寒さ、乾燥への耐性など、樹種によって性質や手入れの方法が異なるため、購入前によく確認しておきましょう。

コニファー類の花言葉は「不変」です。

庭木にぴったりな「コニファー」! 人気品種や正しい育て方のコツは?

ナンテン

ナンテン

メギ科低木/主な花色:白/開花期:6~7月

紅葉が美しく、晩秋に艶やかな赤い実をつけ、お正月にも欠かせないナンテン。のど飴でもおなじみの植物です。名前が「難を転ずる」に通じることからも、古くから庭木として愛されてきました。ナンテンの実や葉には微量ながら有毒成分が含まれ、葉はごく微量であることから、殺菌作用を期待してお弁当などに添える習慣も残っています。しかし、口にはしないように注意しましょう。土質を選ばずよく育ち、地植えであれば植えっぱなしでほとんど手をかけなくても育ってくれますが、強い西日の差す場所は避けましょう。半日陰を好みますが、日当たりが悪すぎると実付きが悪くなることがあります。

ナンテン全般の花言葉は「私の愛は増すばかり」です。

ナンテン(南天)の育て方は? 花言葉や特徴・代表的な品種をご紹介!

マーガレット

マーガレット
Mharzl/Shutterstock.com

キク科低木/主な花色:白・ピンク・赤・クリーム・黄・薄いオレンジ/開花期:11~5月

黄色い花心のまわりに、細長い花びらがたくさんつくマーガレット。そのぱっと開いた可憐な花姿が、古くから人々に愛されてきました。恋占いに使われる代表的な花でもありますね。花形は一重咲き、八重咲き、丁子咲き、ポンポン咲きなどがあります。温暖な気候を好み、寒さ・暑さにやや弱いので、冬前に切り戻して株元をバークチップなどでマルチングし、寒さ対策をしておくとよいでしょう。

マーガレットの花言葉は「真実の愛」「恋の占い」などです。

【プロもおすすめ】可憐で可愛い! やっぱり素敵な花、マーガレットの魅力と育て方

センリョウ

センリョウ
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センリョウ科低木/主な花色:白/開花期:6月

寒い季節に鮮やかな実をつけるセンリョウは、古くから縁起物として、お正月飾りなどに用いられてきました。お金にちなんだ名前を持つ植物は、千両(センリョウ)以外に、万両(マンリョウ)、百両(カラタチバナ)、十両(ヤブコウジ)、一両(アリドオシ)などがありますが、なかでもセンリョウは上向きにまとまってつく実がよく目立ち、冬に華やかなので、庭にもよく植えられます。小ぶりで育てやすく、明るい日陰を好むセンリョウは、シェードガーデンにもおすすめ。東アジア原産で環境に馴染みやすい植物ですが、西日が差し込んで暑い場所や、寒風が吹きつける場所は避けましょう。

センリョウの花言葉は「利益」「祝福」「富」「財産」「恵まれた才能」「可憐」などです。

庭木におすすめ! お正月の縁起植物「センリョウ」の特徴と育て方

スキミア

スキミア
Elena Rostunova/Shutterstock.com

ミカン科低木/主な花色:白・ピンク/開花期:4月

晩秋から冬にかけて、プチプチとしたつぼみや赤い実をつけた可愛い姿を保つスキミア。雄株は冬につぼみ姿を楽しんだ後、春になると花が咲き、雌株は冬に赤い実姿を愛でるという違いがありますが、どちらも花壇や寄せ植えで活躍してくれます。スキミアは、日本原産のミヤマシキミがヨーロッパに渡って品種改良されたもので、シキミアと呼ばれることもあります。日本原産の植物なので、環境に馴染んで育てやすいですが、夏の暑さと直射日光がやや苦手で、明るい日陰でも育ちます。弱酸性の水はけのいい土を好むので、鹿沼土などを利用し、風通しよく育てましょう。寒さには強いですが、乾燥した寒風に当たるとつぼみや葉先が傷むことがあります。

スキミアの花言葉は「寛大」「清純」などです。

スキミアの魅力と育て方〜真冬&日陰に最適な植物〜

ヘレボルス・ニゲル(クリスマスローズ)

純白の花を咲かせるヘレボルス・ニゲル
Photo/andrekoehn/Shutterstock.com

キンポウゲ科多年草/主な花色:白/開花期:12月

彩りの少ない冬にうつむき加減に咲く清楚な風情と、バラエティーに富んだ花姿で、多くのガーデナーに愛されるクリスマスローズ。豊富な種類がありますが、じつは名前のとおりにクリスマス頃に咲くのは、原種の一つ、ヘレボルス・ニゲルのみ。ほとんどは早春に開花します。本来、「クリスマスローズ」はこのヘレボルス・ニゲルを指す英名でしたが、日本ではヘレボルス属全体をクリスマスローズと呼んでいます。名前の由来となったヘレボルス・ニゲルは、純白の花を横向きに咲かせる美しい品種で、ガーデニングでは園芸種の交配親としても活躍しています。

クリスマスローズ全般の花言葉は「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」などです。

栽培歴15年以上の愛好家が教えるクリスマスローズを庭でかわいく咲かせるコツ

サザンカ

サザンカ
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ツバキ科中高木/主な花色:白・ピンク・赤・複色/開花期:10~12月

冬に楽しめる代表的な植物として、幅広く愛されているのが日本固有種のサザンカ(山茶花)です。ツバキ科の常緑小高木で、約300もの種類があります。サザンカは、丸みを帯びた花弁が重なった、可憐な花の姿が特徴です。色は白、ピンク、濃ピンクのほかに、2色がグラデーション状になっているものや斑が入ったものなど、さまざまなタイプがあります。ツバキ科に属するため、性質はツバキとよく似ています。基本的には日当たりのよい場所がおすすめですが、日陰でも育てられるでしょう。ツバキよりやや寒さに弱いので注意が必要です。

花言葉は「困難に打ち克つ」「ひたむき」などがあります。

サザンカ(山茶花)の育て方。コツとお手入れ、植え替えなどを一挙紹介します

ツバキ

ツバキ
High Mountain/Shutterstock.com

ツバキ科高木/主な花色:白・ピンク・赤・複色/開花期:12~4月

日本人にとって古くから馴染みのあるツバキは、万葉集にも登場する日本原産の花木です。高さが15mにも達する常緑高木で、光沢のあるしっかりとした葉を持ち、生け垣としてもよく利用されています。江戸時代には選抜や育種が進んで数多くの品種が生まれ、また近年では、花形や花色、香りなどに特徴のあるさまざまな原種が栽培されています。よく似た花にサザンカがありますが、ツバキはサザンカから少し遅れて冬になってから咲き始めます。基本的に葉に産毛がなく、花が散るときは花首が丸ごとぽたりと落ちるという特徴があります。木の寿命が長く丈夫で、土壌や日当たりを選ばず育ちますが、花つきをよくするには、寒風の当たらない半日陰の環境がベスト。西日を避けられる建物の東側か南側で、乾燥しすぎない場所を選びましょう。害虫として、毛に毒があるチャドクガが発生しやすいので、栽培の際は注意しましょう。

ツバキの花言葉は「控えめな優しさ」「誇り」などです。

庭木として人気があるツバキ(椿)の正しい育て方は? 特徴や種類を解説!

クレマチス(冬咲き)

冬咲きのクレマチス・シルホサ
冬咲きのクレマチス・シルホサ。ElenaSorv/Shutterstock.com

キンポウゲ科つる性多年草/主な花色:白・緑・復色/開花期:10〜5月

初夏に咲く花として知られるクレマチスですが、種類によって冬に楽しめる種類もあります。多年草のつる植物で、冬咲きには常緑性と落葉性のタイプがあります。冬咲きのクレマチスの花は、うなだれるように下向きに咲く姿が特徴。種類によっては花弁が外向きに沿っており、エレガントな印象を与えるでしょう。色は白やアイボリーが多く、冬の花壇を明るく彩ります。代表的な品種には、シルホサやアンスンエンシス、グレウィーフローラ、ナパウレンシスなどがあります。クレマチスは日光を好むので、日当たりのよい場所で育てることがおすすめです。種類ごとに開花時期の違いはありますが、比較的長く花が咲きます。

花言葉は「精神の美」「旅人の喜び」「策略」などです。

ロウバイ

ロウバイ
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ロウバイ科低木/主な花色:黄/開花期:12~2月

ロウバイは古くから親しまれている冬の花です。ロウのような質感の花を咲かせることから、蝋梅(ロウバイ)と名づけられています。花は小ぶりで、透けるように薄い、黄色い花弁が幾重にも重なっているのが特徴です。ややうつむき加減の花を枝いっぱいに付ける頃には、周辺に甘く芳しい香りが漂うでしょう。ロウバイは庭植え、鉢植えのどちらでも育てられます。落葉期の11~12月または2月中旬~3月が植え付けの適期です。冬枯れを避けるために真冬は避け、風通しがよく水はけのよい場所に植えましょう。

花言葉は「ゆかしさ」「慈しみ」「先見」などです。

かわいい黄色いお花に癒やされる! 園芸初心者にもおすすめのロウバイ(蝋梅)の育て方

スイセン

スイセン
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ヒガンバナ科多年草/主な花色:白・黄・オレンジ・複色/開花期:11月中旬〜4月

冬から春にかけて開花時期を迎えるスイセンは、一度球根を植え付ければ、毎年花をつける人気の植物です。12月に咲くスイセンは、早咲きに分類されます。花弁は3枚の外花被と3枚の内花被からなり、花の中央には輪状の副花冠が正面に突き出すように配置されています。開花期には甘く濃厚な香りが楽しめます。球根の植え付けの適期は10〜11月です。植えた後は一定期間低温の状態を保つことで、スムーズに開花します。

スイセンの花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」など。なお、スイセンの学名「ナルシス」は、ギリシャ神話で、池に映った自分の姿に見とれて命を落としたナルキッソスという青年が由来であり、ナルシシズム(自己愛)の語源にもなっています。

スイセンの育て方。コツとお手入れ、植え替えや寄せ植えを一挙紹介します

フクジュソウ

フクジュソウ
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キンポウゲ科多年草/主な花色:黄/開花期:2~4月

新年の季語や正月飾りとして知られるフクジュソウは、本州や北海道で採れる山野草です。古来はめでたい季節に咲くことから「福告ぐ草(フクツグソウ)」と呼ばれ、その後「福寿草(フクジュソウ)」に変化しました。花は黄色く、20~30枚の花弁が重なった華やかな姿です。根は生薬に使われますが、毒性が強いため、家庭では絶対に食べないようにしてください。フクジュソウは本来2~4月が開花期ですが、年末年始から鉢花が流通しています。多年草なので、一度植え付ければ、毎年花を楽しめるでしょう。鉢花の場合、多くは根が切られているので、大きな鉢に植え替えて、根を復活させる必要があります。

フクジュソウの花言葉は「永久の幸福」「幸せを招く」「悲しき思い出」などです。

フクジュソウは春を告げる縁起のよい花! 育て方のポイントや増やし方を解説

冬の花を咲かせるポイント

冬のガーデニング
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冬に咲く花でも、種類によっては、気温が低すぎると生育に悪影響を及ぼす場合があります。花の生態に応じて、以下のような適切な管理をすることが大切です。

【鉢植え】

鉢植えの場合、管理する場所を選ぶことで温度管理ができます。花が耐えられる気温を下回る場合は、室内に移動しましょう。

室内で鉢植えを管理する場合は、日当たりや通気性に気をつけましょう。また冬場は暖房を使うことも多いので、温度が上がりすぎたり、乾燥したりしないように管理します。昼夜の気温差が開きすぎないよう、置き場所を工夫するのもおすすめです。

鉢植えを動かすことが難しい場合は、鉢カバーや新聞紙で植木鉢を覆ったり、ミニ温室をかぶせたりする方法もあります。

【地植え】

地植えの場合、霜に注意しましょう。霜が下りると、根や球根を傷めてしまう恐れがあります。霜を防ぐためには、マルチング材で土を覆い、根元に直接霜が当たらないようにしましょう。

【水やり】

冬に水やりをする場合、水やりは暖かい日中に行いましょう。気温が下がる早朝や夜間に水をあげると、土が凍って、根を傷めてしまう可能性があります。また、冬に水をそれほど必要としない植物もあるので、水やりのしすぎには注意が必要です。

12月に見頃を迎える人気の植物を育てよう!

冬のガーデニング
Natalia Greeske/Shutterstock.com

12月に見頃を迎える人気の草花や樹木を25種類ご紹介しました。

多くの植物は冬に休眠期を迎えるため、花壇や寄せ植えが寂しくなりがちです。12月に見頃を迎える植物を植えておけば、冬もガーデニングが楽しめるでしょう。この記事でご紹介した植物を取り入れて、12月の庭や玄関先で、彩りあふれる空間を演出してみてはいかがでしょうか?

Credit 文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。2026壁掛けカレンダー『ガーデンストーリー』 植物と暮らす12カ月の楽しみ 2026 Calendar (発行/KADOKAWA)好評発売中!

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