◆その2:デリカシーがある

「今日のタンパク質は足りているかな」「減量中のイライラをいかにコントロールしよう」そんなことで頭がいっぱいです。他人のお腹が多少出ていようが引っ込んでいようが正直どうでもいい。
そのため良くも悪くも「他人に興味がない人」という風に見えますが、実は少し違います。
マッチョはボディメイクの苦労を経験し、理解しています。そのため「デブは甘え」「痩せてるやつはもっと食え」と簡単に言えない。「あいつにはあいつの事情があるんだろう」と自然に思えるのがマッチョです。つまりデリカシーの塊です。
というのは少し褒めすぎかもしれませんが、少なくともマッチョの関心は「昨日の自分よりデカくなったか」のみです。
やっぱり他人に興味がないのかもしれません。それはマッチョのみぞ知るのですが、彼らは「もうちょっと痩せたら?」などというデリカシーのないことは絶対に言いません。デブ(私)としてはこれだけで推せます。
◆その3:自己管理を徹底している
マッチョは自己管理を徹底しています。
なぜなら筋肉というものが「ごまかしのきかない絶対的なフィードバック装置」だからです。
例えば、トレーニングを1回休むとします。それだけで筋肉のハリが落ちてしまう。タンパク質の摂取をサボれば、さらに筋肉がシボむ。睡眠を4時間しかとらなければ顔がパンパンにむくみ、ボディに血管も浮かない。実際にはここまで顕著じゃないとしても、マッチョにはそう感じる。
努力と結果の相関があまりにも直線的すぎるためサボれないのです。そのため、マッチョは自己管理を徹底せざるを得ない。タッパーに鶏むね肉とブロッコリーを詰め込み、それを一生持ち歩くのです。
自己管理を徹底している男性は当然ですが仕事もデキます。
「今日はタンパク質200g」「22時に寝る」を守れる人は、「締切」「予算」「クライアントとの約束」も絶対に守ります。
私たちは仕事がデキる男性が大好物です。

