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更年期太りはこう攻める!スクワット+漢方で効くおすすめ法

更年期太りはこう攻める!スクワット+漢方で効くおすすめ法

やる気が出なくて家にこもりがち。そして食べてしまって、体重が増加……。更年期になると基礎代謝がさらに下がって太りやすくなったり、骨粗鬆症で骨が弱くなったりします。ウォーキングなどの軽めの運動をしたほうが、心身ともによい効果が得られます!

監修者プロフィール:横倉恒雄さん(横倉クリニック)

横倉恒雄さん(横倉クリニック)

 よこくら・つねお 医学博士。医師。横倉クリニック・健康外来サロン(港区芝)院長。東京都済生会中央病院に日本初の「健康外来」を開設。故・日野原重明先生に師事。婦人科、心療内科、内科などが専門。病名がないものの不調を訴える患者さんにも常に寄り添った診療を心がけている。著書『病気が治る脳の健康法』『脳疲労に克つ』他。日本産婦人科学会認定医 /日本医師会健康スポーツ医/日本女性医学学会 /更年期と加齢のヘルスケア学会ほか。

更年期以降の運動不足は、心筋梗塞や骨粗鬆症のリスク!

年齢を重ねると行動範囲が狭くなったり、動くのが億劫になったりして太りやすくなる一方、ダイエットをしても若い頃より体重が減りにくくなったと感じていませんか?更年期以降には、それに拍車がかかります。

女性ホルモンには内臓脂肪の代謝を促す働きがあるため、女性ホルモンの分泌が十分にある間は内臓脂肪がたまりくいのですが、更年期以降になるとその恩恵を受けられなくなります。
 
内臓脂肪がたまると、特にお腹まわりが太ってきます。見た目の悪さもさることながら、内臓脂肪からさまざまな悪玉物質が分泌されるようになるのです。その影響で血栓ができやすくなったり、糖尿病や高血圧にかかりやすくなったりします。

更年期以降の女性では、心筋梗塞や脳梗塞を起こすリスクが男性並みに高まるのもこのためです。さらに、女性ホルモンの減少によって筋肉も減ってくるため基礎代謝が低下します。これも太りやすさの原因となります。

筋肉以外にも用心したいのが骨です。やはり女性ホルモンの減少により骨量が低下して骨がもろくなり、骨粗鬆症にかかりやすくなります。骨粗鬆症になると骨折しやすく、それがきっかけで要介護や寝たきりに進むリスクが高くなります。

更年期以降は、何もしないでいると、筋肉も骨も弱っていく一方なのです。

配信元: HALMEK up

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