
年齢を重ねることで顔の印象が変化するのは仕方のないこと。
ほんのちょっとメイクやヘアを変えればイキイキ感もアップ!
大人世代の悩みをケアしつつ、一気にあか抜けるメイクテクニックをご紹介します。
教えてくれたのは・・・
ヘア&メイクアップアーティスト
高松由佳さん
美容師を経験後、山本浩未氏に師事。日常に取り入れやすいテクニックを提案。女性のリアルに寄り添い、ナチュラルな美しさを引き出すメイクに定評あり。
変身したのは・・・
ミモザ会員 No.293
菊地さやかさん(51歳)
「唇が薄くなってきたのが悩み。赤系のリップで目立たせるようにしてはいるのですが……」
リップメイクはボリューム感と血色感
「血色が悪くなり、ボリューム感がなくなる唇は、肌との境目があいまいになってきた輪郭をハッキリさせると印象はかなり変わります。プランパーを足せば、ふっくら唇に」
1. リップライナーでややオーバーめに輪郭を描く
唇と同じ色のリップライナーで、唇より2mmほど外に輪郭を描く。下唇の底→口角→上唇の順で描き、内側にも軽く塗りぼかす。
輪郭だけが浮いて見えない技。
(右)自然な輪郭を作れる、落ち着いたベージュ。にじみにくい処方。
セザンヌ 影色リップメイカー01 ¥660/セザンヌ化粧品
(左)血色のいい唇に見せるピンクベージュ。柔らかい芯で、カサついた口元にもなめらかに描ける。
ラスティング ジェルリップライナー 02 ¥4,180/エレガンスコスメティックス
2. 上唇の口角を少しだけ長く描く
痩せてへこみがちな上唇の口角は、リップライナーでオーバーめに少し長く描くと、唇がキュッと引き上がって見える。口角の脇を指で横へ引っ張ると描きやすい。
3. 塗りムラができないようにリップを塗る
上下の唇の中央から口角に向かって、リップを塗る。
軽く微笑んで唇をピンと張って塗ると、唇の縦ジワの中にも入り、ムラづきにならず、落ちにくくもなる。
(右)シックでつややかなローズベージュ。薄づきで軽やかなつけ心地。
RMK ベルベットシーン リップカラー 04¥4,400/RMK Division
(左)顔立ちを華やかに見せるローズ。うるおい保持成分配合で、唇をみずみずしく保つ。
コスメデコルテ ルージュデコルテ クリームグロウ 14G¥5,500/コスメデコルテ
4. リッププランパーをリップの上に重ねる
上下の唇の真ん中だけに、リッププランパーを重ねる。
唇全体につけると不自然になるので要注意。品よく仕上げるだけでなく、唇のボリューム感も自然に。
(右)ビー玉のような立体感とツヤを唇に。スキンケア成分87%配合で、唇を守る。
フジコ ビー玉グロス 01 ¥1,540/かならぼ
(左)透明感のあるほんのりピンク。乾燥しがちな唇の水分を逃さない。
ヴィセ エッセンス リッププランパー SP001 ¥1,430(編集部調べ)/コーセー
5. ファンデーションで口元を引き締める
綿棒にファンデーションを少し取り、口角の下から横まで細くのせる。肌との境目は指で軽くぼかして。
口角が上がって見え、ほうれい線やマリオネットラインもカバーできる。
〈After〉
若い頃のような丸みを帯びた唇で笑顔に自信が持てます!

SHOPLIST
セザンヌ化粧品 0120-55-8515
エレガンスコスメティックス 0120-766-995
RMK Division 0120-988-271
コスメデコルテ 0120-763-325
かならぼ 0120-91-3836
コーセー 0120-526-311
photograph: Emiko Tennichi(mimosa),Yumi Furuya[SORANE](still)
hair & make-up: Yuka Takamatsu styling: Rie Nakamura text: Chieko Takahashi
大人のおしゃれ手帖2025年11月号より抜粋
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