
外構(エクステリア)をリフォームすると、家の印象は一気にアップします。中でも「門まわり」「アプローチ」「塀」などファサード部分は、来訪者が最初に目にする“家の顔”。今回は、暗い・狭い・古いといった印象から、明るく広く見えるファサードへ劇的に変身した、高低差のあるファサードエリアのリフォーム実例をご紹介。「コンクリートの経年による汚れが気になる」「門まわりが古く見える」「高低差のある外構をどう見せればいい?」とお悩みの方は必見! 実際の施工写真とともに、改善ポイントを分かりやすく解説します。
家の第一印象を決める“門まわり”を明るい印象に変身!

門まわりは来訪者が一番初めに目にして立ち寄る場所。住宅の印象を決めるには、ここに立ったときに、気持ちのよいところにすることが大切です。

リフォーム前は階段や塀が、経年によって暗いイメージになってしまっていました。そこで、階段をベージュのタイル張りに、塀はそれより明るい色に吹き付け塗装で塗り直し、門柱のレンガはクリーニングで綺麗に。リフォームにより、とても明るく清潔感のある雰囲気に生まれ変わりました。

門柱の後ろにはゴミ置き場スペースを用意。リフォーム前は門柱前にゴミ袋がありましたが、ここに隠せば見栄えもよく、忙しい朝にも以前よりも短い導線でゴミ出しをすることができますね。
階段・アプローチの色を変えるだけで「広く見える」空間に


門扉を開けて右手の階段も暗い印象でしたが、30cm角のベージュのタイルと、それよりも明るい色の吹き付けの塀にリフォームされて、明るく広い印象へと一新。塀で囲まれた狭い階段は、明るい色でまとめることで、空間を広く感じさせることができます。道路からエントランスまでの高低差がある場合は、老後や介護など将来の問題も考え、手すりを付けておくこともよい工夫ですね。
