◆1人の老人がやってきて……
どこのテーブルも「気にしないでください」とか「ウチのコもそうでした。大変ですよね〜」と、同情したりあやそうとする声が聞こえたのだが……。ふと横を見ると、1人の老人男性が立っていた。なんと、その老人は突然大声で怒鳴り始めたのである。「うるせぇんだ。ギャンギャン泣きやがって。落ち着いてメシ食えねぇよ。見てみろ、みんなオメェの泣き声で迷惑してんだ」
一瞬、キョトンとする我らが家族。そして、女のコのお母さんは泣き出しそうな顔で、絞り出すように「ごめんなさい」と一言。怒鳴り声で女のコはさらに大泣きしてしまったその瞬間、耳をつんざくような怒鳴り声がまた聞こえた。その声の主は、筆者の右隣にいたヤンキーだったのだ。
◆ヤンキーが老人を一喝!

なんと、筆者の右側に座っていたヤンキー風の若者の1人が老人を怒鳴りつけたのだ。だが、老人も怯まない。
「だって、うるせぇのは本当のことだろ。ギャンギャン泣かれてよ」
若者たちを睨みつける老人。立ち上がって威嚇する若者。その両者に挟まれた我が家族。控えめに言って修羅場である。一触即発、店内は静まり返って誰もがことの行方を見守っていた。

