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ガスコンロからIHに交換できる?費用やよくある質問を解説

ガスコンロからIHに交換できる?費用やよくある質問を解説

5.ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する際の注意点

ガスコンロからIHクッキングヒーターへの交換を検討する際にはいくつか注意すべき点があります。

ここでは、注意点を2つ紹介するのでしっかり確認しておきましょう。

5-1.電気容量が不足している場合は工事費用が高額になる

IHクッキングヒーターは高出力の電気機器で、200Vの電源が必要なため、古い住宅では電気容量が確保できない場合があります。

電気容量が確保できない場合には、別途配線工事を行うことで設置が可能になりますが、その分費用が膨らむため注意が必要です。

事前に、以下の点を確認しておきましょう。

単相3線式の電気が送られているか

ブレーカーの容量が足りているか

分電盤に空きブレーカーがあるか

また、分電盤と設置場所の階数が異なる場合に工事を受け付けていない業者もあるため、分電盤の場所も確認しましょう。

5-2.集合住宅では管理会社へ確認が必要になる

集合住宅では、建物全体でIHクッキングヒーターを使用できる戸数が限られていることがあるため、管理会社への事前確認が必要です。
また、建物全体で供給できる電気の総量が決まっているため、設置できてもブレーカーが頻繁に落ちる可能性もあります。

ほかにも、賃貸物件の場合は、設置は可能でも退去時に原状回復(ガスコンロに戻す作業)が必要になることがあります。

事前に契約書の内容確認や管理会社への確認をしっかりと行いましょう。 回答

6.ガスコンロからIHクッキングヒーターへの交換でよくある質問

ここでは、ガスコンロをIHクッキングヒーターに交換する際によくある質問をご紹介します。

6-1.ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する場合、オーブンは残せる?

IHクッキングヒーターとガスオーブンを組み合わせて使うことはできません。 回答

オーブンを使用する場合は、対応する電気オーブンレンジに交換する必要があります。

6-2.既存のガスコンロと天板のサイズを変えることは出来る?

既存のものと天板のサイズが異なっていても、ほとんどのケースで対応できます回答

ただし、サイズを変更する場合は注意点もあるため、以下をご確認ください。

■60cmから75cmにサイズアップする場合はここに注意!

自治体やメーカー基準で壁などの可燃物を、IHヒーターの外周から10cmまたは本体から2cm以上のいずれかの広い方の範囲を離さなければならない。

消防法に基づき、天板のサイズはレンジフードの幅と同じにするかそれ以下にしなければならない。

調理スペースが15cm狭くなる。

■75cmから60cmにサイズダウンする場合はここに注意!

元のコンロの設置跡が見えるようになり、黒く目立つことがある。

6-3.工事は、どこに依頼したらいい?

IHクッキングヒーターへの交換は、リフォーム業者、家電量販店、メーカーに依頼することができます。

依頼先ごとの特徴は以下のとおりです。

依頼先 特徴
リフォーム業者 ・電気工事や住宅設備に関する専門性が高い
・コンロ以外の箇所も同時に工事ができる
家電量販店 ・実物を見ることができる
・ポイントが付くことがある
メーカー ・製品の知識が豊富
・こだわりがある場合は、確実に希望の製品を入手できる

それぞれ特徴が異なるため、自身の希望や状況にあったところに依頼すると良いでしょう。

リフォーム業者への依頼をお考えの場合は、キッチンリフォームが得意な業者を一括で探すことができる「リフォームガイド」もぜひご活用ください。

リフォームガイドでは、専任のコンシェルジュがご希望のリフォームに沿って、お住まいの地域で信頼できるリフォーム会社をご紹介しています。 回答

6-4.IHクッキングヒーターに交換してオール電化にする場合に必要なことは?

オール電化にするためには、ガスコンロからIHクッキングヒーターへの交換に加えて、ガス給湯器から電気温水器やエコキュートへの交換が必要になります回答

また、これらの設備交換と同時に契約中のガス会社に連絡して解約手続きと閉栓作業を依頼する必要もあるため、忘れずに行いましょう。

リフォームでオール電化にすると、いいことはある?

IHクッキングヒーター交換と同時にガス給湯器の交換も行いオール電化にリフォームすると、光熱費を一本化できるため、ガス・電気の両方に支払っていた基本料金を削減することができます。

同時に、契約する電力会社のプランもライフスタイルに合わせたものにすることで、光熱費の削減につながることもありますので、この機会に電気の契約プランの見直しもしてみるとよいでしょう。

また、オール電化に対応した給湯器「エコキュート」に貯められた水は災害時に生活用水として使えるため、災害の備えとしても役立つでしょう。

オール電化リフォームについてはこちらの記事もご覧ください。

オール電化リフォームの費用相場を完全解説!費用を抑えるコツも!

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