
初めての一人暮らしでは、「生活費ってどれくらい必要?」「家賃は何万円が妥当?」と不安を感じる人も多いでしょう。総務省の家計調査を見ると、20代女性の一人暮らしは家賃・食費・美容費など、自分のための支出割合が高い傾向があります。この記事では、20代女性の平均生活費、FPが考える“理想の支出割合”、さらに無理なく貯金を続ける具体的な家計管理術までわかりやすく解説します。
20代女性・男性の生活費平均はいくら?データで比較
まずは総務省が調査した一人暮らしの支出内訳についてみていきましょう。下表は34歳以下の単身世帯の調査結果を男女別にまとめたものです。(調査対象の平均年齢は、男性27歳、女性26歳です)

※出典:総務省統計局「家計調査(家計収支単身世帯)2020年」男女,年齢階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出
この調査結果から男性の食費が消費支出の4分の1を占めるのに対して、女性は2割ほどに収めています。その分、住居費・被服費・理美容代を含めたその他支出の割合が男性に比べ高いことから、女性の方が生活を充実させ自分のことにお金をかけていることが分かります。
また女性に比べ男性の方が携帯電話やインターネットなどの通信費の割合が高く、教養娯楽費にお金をかけている傾向にあります。
地域別にみると下記のような結果となっています。

※出典:総務省統計局「家計調査(家計収支単身世帯)2020年」都市階級・地方別1世帯当たり1か月間の収入と支出
地域別にみると全体の消費支出に3万円ほど差があります。やはり大都市圏ほど生活費がかかるといえるでしょう。
食費は平均的に4分の1を占めている一方、住居費は関東地方が高く、水道光熱費は地方が割高となっています。また自動車関連費を含めた交通通信費は大都市圏より地方圏の方が高い傾向にあるようです。
教養娯楽費にも差があり、大都市圏ほど教養や娯楽にお金をかけているようですね。
FPが考える理想の支出内訳は?(家賃、食費、通信費、保険料など)
FPの私が考える収入に対する理想の支出内訳は以下の通りです。
食費・・・・・20~30%
住居費・・・・15~20%
水道光熱費・・5%程度
被服費・・・・5%以内
保険料・・・・5~10%
交通通信費・・10~15%
教養娯楽費・・10%程度
貯蓄・・・・・5%以上(理想的には10%以上)
住居費や保険料などの固定費はできれば低く抑える方が良いでしょう。固定費が高いと毎月の支出が多くなり、貯蓄のペースが遅くなるだけでなく、スキルアップなどに使う教養娯楽費に回すお金も少なくなります。教養娯楽費にお金をかけることは、将来的に収入アップに繋がるのでこの割合は高くても良いと私は考えています。また貯蓄に回す割合はできれば10%以上が理想的です。
