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桐島かれんさんの素敵な暮らしタオルとバスローブでつくる贅沢なバスタイム

桐島かれんさんの素敵な暮らしタオルとバスローブでつくる贅沢なバスタイム

バスタイムの楽しみは、入浴そのものよりも、〝お風呂上がり〟がメインというかれんさん。
肌を柔らかく包み込むタオルやバスローブ、旅先で出合った小物たち……。
小さなこだわりが、毎日の暮らしに心地よい余韻を与えてくれます。

短時間でも心地よくリラックスできる空間に

せっかちな性格で、温泉もすぐにのぼせてしまうので、昔から長風呂は苦手。
それでも子どもたちが小さい頃は、喜ぶ顔が見たくてよくバブルバスを楽しんでいました。

古い日本家屋をリフォームしたわが家は、かつては薪を使った純和風のお風呂でしたが、今は木の風合いを一部に残した和洋折衷のバスルームに。
リラックスのためにも、いつもすっきり清潔に保ちたいところですが、これがなかなか難しくて……。
昔は家族で同じボディソープやシャンプーを使っていたけれど、子どもたちが成長してそれぞれのヘアグッズを使うようになると、 ボトルがあふれて散らかりやすいのが悩みどころ。

モロッコなどで見つけた金属製のバケツにまとめるなど、新たな収納法も探っているところです。
いつも〝からすの行水〟で済ませがちな私ですが、上がった後のバスローブやタオル選びは譲れません。

朝、シャワーを浴びた後にすぐ着替えてしまうと、汗をかいてしまったり、服にメイクがついてしまうので、身支度の間はバスローブのままで過ごします。愛用しているのは肌触りのよい「カシウェア」。
乾燥肌なので、ボディローションやボディクリームをたっぷり塗り込むのも日課です。

タオルはあれこれ試した末に、今はホテルでもよく使われているポルトガル製の「ABYSS HABIDECOR(アビス ハビデコール)」に落ち着きました。
エジプト綿を使ったタオルは毛足が長くふかふかで、洗濯を重ねてもへたりにくいところが魅力です。

同じブランドのバスマットも快適ですが、乾きにくいのが少し難点。
そんなとき、銭湯好きの妹・ノエルが手ぬぐい1枚でお風呂をすませているのを見て「なんて合理的なの!」と感心。

季節によっては乾きやすい薄手のタオルを使い分けるのもいいな、と思うようになりました。
毎日のことだからこそ、お気に入りのバスグッズを揃えて、心地よいひとときを楽しみたいですね。

旅行先で出合ったバスグッズを日常に

季節や気分にあわせてバスグッズを変えると、日常のバスタイムが新鮮に。
「薄手で乾きやすいモロッコのタオルや、“ハマム”で使われる洗面器を取り入れることも。旅行先でバスグッズを探す時間も楽しみのひとつです」

ゴザマット¥11,330、タオル¥7,480 /ともにファティマ モロッコ、その他/かれんさん私物

かれんさん着用:ワンピース¥92,400 /アントテ(オーガスト)
オーガスト 03-6434-1239

撮影/平岡尚子 スタイリング/吉川恵理奈 文/工藤花衣

大人のおしゃれ手帖2025年11月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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