いつまでも輝く女性に ranune
【年末の整理・片付け意識調査】50代以上の女性はモノも人間関係も見直したい!

【年末の整理・片付け意識調査】50代以上の女性はモノも人間関係も見直したい!

年末は、思い切って片付けたり捨てたりするタイミング。みなさんは何を片付けますか? 40~65歳のHALMEK up会員女性440名に、年末の「整理・片付け」意識を調査したところ、モノだけでなく、人間関係や習慣まで見直す動きが見えました。

「整理・片づけ」の中身は世代によって違う

2025年10月31日から11月4日にかけて実施したWEBアンケート(※)では、年末に「整理・片付けをする予定がある」と答えた人は35.9%でした。実施予定の内容で最も多かったのは「家の掃除(大掃除を含む)」で75.3%。次に「不要な服やモノの処分・リサイクル」71.5%と続きます。

bluet  PIXTA
bluet / PIXTA

ところが「不要な服やモノの処分・リサイクル」では世代で差が見られました。60~65歳は81.6%と高く、持ち物のスリム化が前進している様子。

一方、40~54歳では59.5%とやや控えめです。この世代は「スマホ・PCの利用時間の見直し」24.3%や「健康管理や生活リズムの見直し」29.7%、「目標や優先順位の見直し」27.0%など、毎日の習慣や時間の使い方まで整えたい傾向が顕著でした。

ハルメク マーケティングリサーチャーの白石美咲は、「60代は物の整理が中心ですが、40〜50代では生活習慣や気持ちの整理まで広がっています。ライフステージの変化に加え、情報量や人間関係の複雑化が背景にあり、モノ・情報・関係性をどう選び取るかがより重要になっているといえます」と指摘しています。

※調査概要

  • 調査方法:WEBアンケート 
  • 調査対象・有効回答者数:40~65歳の全国のHALMEK up 会員の女性・440名
  • 調査実施日:2025年10月31日(金)~11月4日(火) 
  • 調査主体:HALMEK up、ハルメク 生きかた上手研究所
  • 調査結果のパーセンテージは、小数点以下第2位を四捨五入したため、総数と内訳の合計が一致しないことがあります。
     

片付けたいのに片付けられない「人間関係」

「本当は整理したいが、なかなかできないもの」の1位は、「家の中のモノ(服・本・思い出の品など)」で46.4%でした。

2位は「人との付き合い方」13.0%。人間関係の整理は気遣いが伴い、行動に移すハードルが高い領域です。少し深掘りしていきましょう。

mits / PIXTA

「片付けられない相手」として最も多く挙がったのは「気疲れする交友関係」61.4%で、次いで「昔からの知人」24.6%、「職場の人間関係」22.8%、「配偶者やパートナー」19.3%と続きます。長い付き合いや仕事関係は、感情や立場が絡み合い、調整が難しいことが見て取れます。

自由回答には、リアルな悩みが寄せられました。

  •  「職場への旅行土産の慣例をやめたい」(53歳)
  •  「子どもの高校卒業を機に、ママ友を静かに引退。自分のための交友へシフト」(56歳)
  •  「できれば関わりたくない身内がいるが、身内ゆえに距離を置きづらい」(61歳)
  •  「長年続けた高額な習い事、場の雰囲気もあり辞めづらい」(61歳)
  •  「合わない人との付き合いが苦痛。関係を断つべきか迷う」(62歳)
配信元: HALMEK up

あなたにおすすめ