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【50代の体形変化】じっとしていても脂肪がよく燃える“太りにくい体”を作る食材とは?

【50代の体形変化】じっとしていても脂肪がよく燃える“太りにくい体”を作る食材とは?

意外に身近な食材が、白色脂肪細胞をベージュ化する

ベージュ脂肪細胞を増やすには、白色脂肪細胞がベージュ化する刺激となる食材をよくとることがカギ。代表的な食材が青魚で、青魚に多く含まれるDHAEPAが白色脂肪細胞への刺激となって、ベージュ脂肪細胞を増やすと考えられています。

コーヒーにもベージュ脂肪細胞を増やす作用があることがわかっています。コーヒー豆に多く含まれる「トリゴネリン」という成分が白色脂肪細胞をベージュ化するほか、脂肪細胞への脂肪蓄積を抑制するという研究結果が報告されているのだそうです。また、肥満傾向の人がコーヒー由来のトリゴネリンを継続的に摂取したところ、安静時のエネルギー消費が向上したという研究結果も。コーヒーなら毎日の習慣にしやすいので、ベージュ脂肪細胞を増やすためにもさっそく実践していきたいですね。

そのほか、安静時のエネルギー消費を高めるためには、朝目覚めたらすぐに日光を浴びて朝食をとり、昼間は適度な緊張感を持って活動し、夜はリラックスして過ごすというメリハリのある生活を送ることも大切。食材とあわせて習慣化して、ますます輝く50代を目指しましょう!

●取材協力
池谷医院院長
池谷敏郎先生
1962年、東京都生まれ。1988年、東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局し、血管、血圧の研究を行う。1997年、池谷医院理事長兼医院長に就任。専門は内科、循環器科。現在も臨床現場に立つ。生活習慣病、血管、心臓などの循環器系の専門家としてテレビ、ラジオ、講演会など活動の幅を広げている。

文/大坪智子 画像素材/PIXTA

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