いつまでも輝く女性に ranune

誰もが学びを諦めない社会へ。聴覚障害者の教育格差を変える留学支援

[3]自ら調べる行動を取り、機会があれば情報を伝える

自分にとって未知の世界について調べてみる。例えば、デフリンピックや情報保障の取り組みを調べることで、障害者に関する情報を増やすことができる。機会があれば、聴覚障害のある子どもや友人に、留学をはじめとした選択肢の可能性を伝えてみる

聴覚障害者の留学を、給付制の奨学金をもって支援する事業があると知り、取材に至りました。そんな事業の取材を通じて浮き彫りになったのは、当事者が直面する進学や雇用の問題でした。

たとえどんな障害があろうとも、やりたいことに思い切りチャレンジする社会をつくるためには、何をするべきか。私たち一人ひとりが当事者の置かれている現状を自分ごととして理解していくことが、その第一歩かもしれません。

そういった小さな一歩を積み重ねていった先に見えてくるのは、誰もが自由に生きられる、格差のない社会ではないでしょうか。

撮影:永西永美
手話通訳:小松智美

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