端材をおいしく変身!オンライン通販への挑戦
ー オンライン通販を始められたきっかけは?
2022年に一般のお客様向けのオンライン通販事業をスタートしました。私たちが取り扱う牛肉の中には、形を整えるために端材となってしまうお肉や、わずかな傷・シミなどで規格外となってしまうお肉があります。これまでは手土産にしたり、社員のまかないにしたりと活用していましたが、どうしても廃棄になるものもありました。
「このおいしさが知られないのはもったいない」「一般の方にも手軽に楽しんでほしい」。そんな想いから、「モッタイナイビーフ」というブランドを立ち上げました。
100%和牛・国産牛の端材や規格外品を活用し、味はそのまま、お値段は手頃に。そんなコンセプトで数量限定で販売しています。
名前に込めた「和牛を身近に」の想い
ー “モッタイナイビーフ”というユニークな名前にはどんな想いが?
一番は「和牛や国産牛をもっと身近に感じてほしい」という気持ちです。昨今、物価高で牛肉が特別な存在になり食卓から離れがちですが、一方でフードロスへの関心は高まっています。もちろんフードロス削減も大切ですが、それ以上に「和牛のおいしさを日常に届けたい」という気持ちをこの名前に込めています。
商品化にあたっては、卸売の現場の肉をどう一般のお客様が使いやすい形にするか、容量や包装などに苦労しつつ、今も改良を続けています。

