皆さんは1日の過ごし方について意識されていますか?
私は、ウェルネスビューティーの軸として、「日常の積み重ね」が何より重要だと考えています。美しさ(=健やかさ)は1日にして成らず。どうすれば継続できるかを念頭に置きながら、1日のルーティーンをどのように組み立てるのかが、長年の課題でした。
そんな時に出合ったのが、アーユルヴェーダの「ディナチャルヤ」の考え方。アーユルヴェーダとは、サンスクリット語で、「アーユス(生命の)ヴェーダ(知識・科学)」という意味で、約5000年の歴史を持つ、インド・スリランカ発祥の伝統医療です。「ドーシャ」と呼ばれる生命エネルギー(ヴァータ・ピッタ・カパ)でその人の本質、体質を見極め、エネルギーのバランスを整えることを重視します。これが、とても自分にフィットしていて、それ以来、自己流にアレンジしながら実践しています。

今回は、特に、朝の過ごし方にフォーカスして、しなやかさを保つために私が日常的に行っている習慣について、お話したいと思います。
毎朝行っているルーティンはこの6つ。一見すると多く見えるかもしれませんが、時間的には非常に短く、ルーティンにしてしまえば、なんてことはありません。
1.スバチンタ(縁起のいいことを考える)

まず起床時間です。アーユルヴェーダでは、日が昇る96分前から日の出までの間に目覚めることを推奨しています。日本でいうと、だいたい冬は午前6時、夏は5時半頃。この時間帯に起きることも重要ですが、さらに大切なのは、毎日同じくらいの時間帯に起きることです。夜寝るのが遅くても、週末だったとしても、一定の時間に起きる習慣をつけることで、体のリズムを整えることができます。私自身、毎朝大体6時台に起きるようにしています。
目が覚めたら、いきなり起き上がるのではなく、スバチンタ(縁起のいいことを考える)を行います。固く考えすぎず、「今日はこうだったらいいな」といった希望的観測で構いません。落ち着いた精神で目覚めるための習慣の1つとして覚えておくといいと思います。
2.舌磨き、歯磨き

日を浴びて深呼吸をした後、舌のケアを行います。アーユルヴェーダでは、睡眠中に体内の老廃物が排出されると考えられており、起きた時に舌苔(ぜったい)と呼ばれる、食べ物のカスや唾液の成分、細菌や微生物などの汚れを取り除くことが推奨されています。これにより、口内環境を整えることができ、口臭予防にも効果的です。スッキリするので、とてもおすすめ。市販されているタングスクレーパーを使うと手軽にケアできます。その後、歯磨きをします。

