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「6割でOK」で心が軽くなる!50代女性におすすめの“ストレスをためない習慣”とは

「6割でOK」で心が軽くなる!50代女性におすすめの“ストレスをためない習慣”とは

「気付けばいつも緊張している」「疲れても休めない」——そんなときは、心のコップにストレスが少しずつたまっているサイン。50代女性のための“あふれる前に流す”セルフケア習慣を、鍼灸師で心理カウンセラーの影森佳代子さんに教わります。

教えてくれたのは影森佳代子(かげもり・かよこ)さん

鍼灸師・心理カウンセラー。鎌倉ひまわり鍼灸院院長。ボストン大学教養学部心理学科卒業。同志社大学大学院修士課程修了。早稲田医療専門学校鍼灸学科卒業。心理カウンセラーを経て鍼灸師として独立、開業。心理学と東洋医学を統合した独自のメソッドで、パニック障害などに苦しむ多くの人の治療実績を上げている。

最新著に『影森式パニック障害改善メソッド セルフワークBOOK 誘導ボイスつき』(河出書房新社)がある。

ストレスは“心のコップ”にたまる——あふれる前に「流す習慣」を

ストレスは“心のコップ”にたまる——あふれる前に「流す習慣」を
Table-K / PIXTA

パニック障害の発症を防ぐために大切なのは、交感神経の緊張状態を長く続けないことです。

私たちの心と体は、コップに水が少しずつたまっていくようにストレスを抱えています。

仕事、家事、家族のこと、親の介護、将来への不安——。日々の小さなストレスが1滴ずつ増え、気付けば“コップいっぱい”の状態に。このコップがあふれた瞬間に、息苦しさや動悸、涙もろさ、焦りといった心身の不調が現れやすくなります。

つまり、パニック障害や不安症の「予備軍」として気を付けたいのは、ストレスをため込み過ぎること。一気にあふれてしまう前に、こまめに流していく——それが、自分を守る大切な習慣です。

完璧にこなそうとせず、「6割で十分」と思うことが第一歩。“あふれる前に流す”意識を持つだけで、心と体はぐっと軽くなります。

配信元: HALMEK up

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