◆「地下アイドルに戻るつもりはない」

ないです。もともと地下アイドルになったのは誘われたからで、長く続けるつもりはありませんでした。子どもが大好きでもっと産みたいし、子どもに携わる仕事がしたいです。地域の活動のプラスになるなら、歌ったり踊ったりはしますが、特に予定はないですね。
子ども3人との生活は大変ですが、「この人と一緒にいる人生は、すごく悪いことが起こっても楽しいだろうな」と思える夫を選んだので、今はアイドルをしなくても、楽しく大人になれています。
——愛にあふれたパートナーと出会い、家庭に生きがいを見いだす。令和の現代人が忘れがちな、大切なものがあるような気がした。
<取材・文/綾部まと>
【綾部まと】
ライター、作家。主に金融や恋愛について執筆。メガバンク法人営業・経済メディアで働いた経験から、金融女子の観点で記事を寄稿。趣味はサウナ。X(旧Twitter):@yel_ranunculus、note:@happymother

