◆モテる男性は相手に合わせることを知っている
そして、非モテおじさんほどここをこじらせています。ギャルソンを着て、ヨウジを着て、全身モードで……ゴリゴリに服にこだわってもモテることには繋がりません。むしろやりすぎは引かれるだけです。「おしゃれだけどお金かかりそう……」「おしゃれだけど金遣い荒そう……」「おしゃれすぎて趣味合わなそう……」と敬遠されることも往々にしてあるでしょう。私も全身ギャルソンの女の子とデートする、となれば同じような感覚になると思います。
服を楽しむことはもちろん素晴らしいことですが、服とはそもそもTPOです。日本人はなぜか「自分らしさ」を服に求めようとしますが、そもそも服とは「その場、その相手に応じて自分を変える」ことのはず。
実際、源流であるヨーロッパの方々はパーティーウェアやカジュアルウェアを自由自在に切り替え、さまざまな自分を演出します。デートをするときは「普通寄りのファッション」、服を楽しむために買い物に行くときは「思い切りモードなスタイル」などTPOを意識することが大事です。
ファッションの専門家である私も女性とデートする時は割と普通の着こなしをします。シンプルな黒のセットアップなどでいい。
モテる男性は相手に合わせることを知っており、モテない男性は相手を無視して趣味に走るのです。
◆モテない理由②「あなたは陽気からモテないのだ」

しかし、陽気だからいいというワケでもないがモテの難しいところ。陽気な方も様々ですが、意外と多くいるのが「話すことが楽しくて無思考に色々喋ってしまう方」。当意即妙に会話を繰り広げているのは良いのですが、言葉のひとつひとつにあまり気を配らないため、知らず知らずに相手を傷つけていたり嫌がられていたりすることも。
「会った時は盛り上がったのに、なぜかLINEをブロックされた」「前回すごく話せたのに何故かもう会ってもらえない」なんて経験はありませんでしょうか?
原始時代 男性は狩りをし、女性はコミュニティを守る役割がありました。だからこそ男性は論理的に最短で答えを見つけ出すことをし(どうやったらあの動物を狩れるか?)、女性は皆揃っているコミュニティの中で平和を保つため共感性が強くなりました。

