
83歳にしてフランス・パリのカフェで週3日働き、「ナミさん」という愛称で多くのパリジェンヌから親しまれている石井庸子さん。素敵な着こなしが話題を呼び、書籍が出るほどに人気に。彼女の2冊目となるファッション本が発売されたことを記念して、石井さんのおしゃれの秘訣とともに書籍の内容を一部ご紹介します。参考にしたいおしゃれと着こなしのヒントがいっぱいです。
『83歳「カフェ キツネ」看板マダムのおしゃれマイスタイル120』
著/石井庸子
¥1,980(宝島社)
人気アパレルブランド「メゾン キツネ」が運営するカフェ、「カフェ キツネ」のパリ・ルーヴル店で看板マダムとして勤務する石井庸子さん。「ナミさん」の愛称で親しまれ、多くのパリジャンからも注目を集めています。本書では、おしゃれと評判のコーディネートを一年間にわたって撮影。友人や日本のファンの方からコーディネートの相談を受けることも多いというナミさんが、季節ごとに30日分、合計120のオール私服コーデをご紹介。すべてのスタイリングをナミさん自身が行い、限られたワードローブを上手く着まわしているので、多くの方のファッションの参考になること間違いなし。日本人はもちろん、多くのパリジャン・パリジェンヌからも愛されるマダムの、おしゃれのヒントが詰まった一冊。
ヴィンテージものを上手にとりいれて
「毎日自分らしいスタイリングを」がマイルール


「新しいもの」が苦手という石井さんは、ヴィンテージショップやパリの蚤の市で購入したものをたくさん取り入れています。「人と被らないものが好み」と話し、ヴィンテージや蚤の市で一点ものを探すのがライフワークといいます。小物などワンポイントで個性的なものを取り入れる着こなしはすぐにでもマネできそう!
似たようなデザインや色味でも
自分が好きならそれでOK!


「私の服はよく見ると同じようなデザインだったり、モノトーンやアースカラーだったり、決まったものばかりなんですが、好きなものを着る=自分らしさだと思います。似合わないものや好きではないものは、しっくりこないんです」。自分なりの「ベーシック」を持つことが大人のおしゃれの大切な要素。いつも同じ色ばかり選んでしまう……と悩む方も多いですが、むしろそれでいいのかも! と励まされます。


