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インフルエンザ早期大流行で“リピート感染”のリスク。「3種つづけて感染した患者さんも…」医師に予防策を聞く

インフルエンザ早期大流行で“リピート感染”のリスク。「3種つづけて感染した患者さんも…」医師に予防策を聞く

◆ワクチンは、打つタイミングにも注意

上記のような習慣で免疫力をキープしつつ、リピート感染を防ぐ直接的な方法としては「ワクチン接種」がある。ただし、ワクチンを打つタイミングにも注意したほうがいいそうだ。

「インフルエンザワクチンは接種後2週間で免疫がつき、その後1か月で8%ずつ効果が低下していきますが、流行シーズン(約5〜6ヶ月)は効果が持続するとされています。
受験などの重要なライフイベントがある場合は、その日程に合わせたワクチン接種も検討すべきでしょう。重症化や後遺症の予防を重視するなら、早めの接種がおすすめです」

じわじわと効く生活習慣・食生活の見直しと、直接的なワクチン接種。両方を着実に行って、自分や家族のリピート感染を防ごう。

【伊藤大介(いとう だいすけ)医師 プロフィール】
医師、医学博士。
東京大学医学部卒業。日本赤十字医療センター、東京大学医学部附属病院を経て2020年8月より一之江駅前ひまわり医院院長(東京)に就任。年間3万人以上の患者を診察する。著書『総合診療医が徹底解読。健康診断でここまでわかる』。2025年に日本外科学会優秀論文賞を受賞

<文/川崎かおり>

配信元: 日刊SPA!

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