◆3歳世代のレベルの高さが際立つ顔ぶれに

ところが今年の出走メンバー16頭を見渡すと、3歳馬のナルカミとルクソールカフェが1番人気を争うことになりそう。さらにその2頭に加えて、4歳牝馬ダブルハートボンドの3頭が上位人気を形成する異質な構図が予想される。これが大波乱の引き金となるかもしれない。
そもそも今年の3歳世代は、近年屈指のハイレベル世代という評価を受けている。先月の天皇賞・秋でマスカレードボールとミュージアムマイルがワンツーフィニッシュしたほか、ジャパンCでマスカレードボールがカランダガンと歴史的な死闘を演じた。
ダート路線も同様で、ルクソールカフェが武蔵野Sで古馬を一蹴。相対的に今年の3歳世代のレベルの高さには疑いようがない。
◆ナルカミとルクソールカフェの2頭は厳しい?
ただ、重箱の隅をつつくような話だが、天皇賞・秋とジャパンCは3歳馬と古馬には2kgの斤量差があった。一方で、チャンピオンズCはその差が1kgに縮まる。前身のジャパンCダート時代から本レースは11月下旬から12月上旬に開催されている。ただ開催時期の都合で、3歳馬と古馬の斤量差が1kgになる年と、2kgになる年が存在する。
これまで2kg差の年、つまり3歳馬に有利な年は、10回あったが、合計25頭が出走し4勝を挙げている。一方で、1kg差の年は13回あったにもかかわらず合計31頭が出走し1勝しか挙げられていない(2018年クリソベリル)。
今年は3歳馬にとって有利とはいえない斤量差が1kgの年。それだけに、ナルカミとルクソールカフェの2頭には斤量の恩恵が期待できないということになる。

