いつまでも輝く女性に ranune
「まだ疲れが残っているような土曜日の朝には、少し背中を押してくれるような音楽があったら最高」。12月は、シンガーソングライター・スカートさんが土曜の朝と日曜の夜に聴きたい音楽を毎週紹介してくれます。

「まだ疲れが残っているような土曜日の朝には、少し背中を押してくれるような音楽があったら最高」。12月は、シンガーソングライター・スカートさんが土曜の朝と日曜の夜に聴きたい音楽を毎週紹介してくれます。

December.5 – December.11, 2025

Saturday Morning

Title.
The Jet Song (When The Weekend's Over)
Artist.
The Groop 土曜の朝という概念がなくなってどれほど経つでしょう。音楽の仕事をしていると、世の中のいわゆるカレンダーとはちょっと違う暮らし方になっていきます。それでもまだ土曜日と日曜日に胸を踊らせていた頃を思い起こしながら曲を選びました。まだ疲れが残っているような土曜日の朝には、一日を無為に過ごさないため、なんとかこの一日を始めるために少し背中を押してくれるような音楽があったら最高。というわけで今回選んだのはThe Groopの「The Jet Song (When The Weekend's Over)。臼山田洋オーケストラさんというDJが心の師匠なのですが、彼がDJでかけていて衝撃を受けた一曲です。1969年発表の楽曲で、いわゆるソフトロックに分類されるような音楽です。ビートが跳ね、アコースティックギターが軽やかに鳴り響き、管楽器やストリングスが華やかに飾ります。男女混成によるヴォーカルも素晴らしく、気分は高揚するけど、アッパーだけではない優雅さがあり、大好きな1曲です。配信にもありますが、最近、CDが初めて日本でもリリースされました。おすすめ。
アルバム『The Groop(Bonus Track Version)』収録。

Sunday Night

Title.
冬越え
Artist.
細野晴臣 日曜の夜、という概念も曖昧になってまいりました。それでも、ライヴなどのイヴェントが多いことから、土曜の朝よりかはまだ世間一般とズレていないような気もします。日曜の夜には少し揺れ動いていた気持ちを落ち着かせるような音楽が必要なのではないでしょうか。紹介するのは細野晴臣さんの「冬越え」という曲です。でも『HOSONO HOUSE』に収録されたヴァージョンではありません。1974年、池袋のシアターグリーンでは「ホーボーズ・コンサート」というイヴェントが一年を通して行われていました。時代の変わり目に行われたこのライヴにはシュガーベイブやはちみつぱい、西岡恭蔵さんや吉田美奈子さんといった錚々たるミュージシャンが出演していたそうです。このライヴのいくつかはレコーディングされ、レコードがリリースされています。今回はそのアルバムに収録された「冬越え」を選びました。この日の細野晴臣さんはアコースティックギターの弾き語りで、とても親密な空気の演奏を聴かせてくれます。温かい茶でも汲んだら完璧。
アルバム『1974 HOBO'S CONCERTS V (ありがとうありがとうありがとう)』収録。

シンガーソングライター スカート

どこか影を持ちながらも清涼感のあるソングライティングとバンドアンサンブルで職業・性別・年齢を問わず評判を集める不健康ポップバンド。2006年、澤部渡のソロプロジェクトとして多重録音によるレコーディングを中心に活動を開始。’10年、自身のレーベル〈カチュカ・サウンズ〉を立ち上げ、1stアルバム『エス・オー・エス』をリリースしたことにより活動を本格化。’21年4月にアニメ「オッドタクシー」オープニングテーマ「ODDTAXI」をPUNPEEとコラボで担当。豊富なお笑いの知識から、'23年9月には25歳以下限定のお笑い賞レース『UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP』決勝戦の審査員を担当、大会主題歌「期待と予感」も書き下ろした。また、そのソングライティングセンスからこれまで藤井隆、Kaede(Negicco)、三浦透子、adieu(上白石萌歌)などへの楽曲提供も行っている。さらにマルチプレイヤーとして澤部自身も敬愛するスピッツや川本真琴、ムーンライダーズらのライヴやレコーディングに参加。

配信元: & Premium.jp

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