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クルマを維持するうえで大切な存在となるタイヤ。車種にもよりますが、いざ交換するとなると、数万円から10万円以上の出費になることもザラです。量販店やECサイトを見ていると安いタイヤから高いタイヤまで様々ありますが、これらに大きな違いはあるのでしょうか。今回は、ディーラー勤務経験のある筆者が、タイヤの値段による違いをわかりやすくお伝えし、ディーラー時代に実際にあった、安いタイヤを履いたことによる悲惨な末路を紹介します。
◆タイヤの値段で何が変わる?

国産メーカーに限った話をすると、安いタイヤでも十分な性能を発揮します。ただ、値段が高くなればなるほど、燃費性能が向上したり、走行中のロードノイズ(雑音)が軽減されたり、乗り心地が良くなったりと、付加価値がつくようになります。新車で装着されているタイヤは松竹梅でランクづけすると、だいたい竹と梅の間で、可もなく不可もない性能といえます。新車装着よりも高い性能のタイヤを装着すると、クルマに興味のない人が乗ってもわかるくらいに乗り心地が変わるでしょう。
◆国産タイヤとアジアンタイヤ、どっちが良いの?
国産タイヤの最安グレードよりもさらに安く買えるのが、中国をはじめとしたアジア各国のメーカーが出しているタイヤです。正直なところ、“タイヤなんて付いていればなんでもいいよ”と思う人が買うタイヤです。タイヤのグレードによっては乗り心地が大幅に悪くなる、摩耗速度が早いなどの弊害が生じることもあるでしょう。アジアンタイヤは、新品状態の半分までタイヤを使うと性能が大幅に低下するから交換した方がいいとも言われるほど、寿命が短いものもあるようです。
クルマを通勤などで日常的に使っている人、完全に磨耗する前にタイヤをこまめに交換する手間を惜しまない人ならアジアンタイヤはお勧めですが、ある程度こだわりがある人は国産メーカーのタイヤを購入しておくのが無難です。

