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冬じゅう恋する玄関。クリスマス以降も瑞々しさ続く針葉樹の“根つきリース”の作り方

冬じゅう恋する玄関。クリスマス以降も瑞々しさ続く針葉樹の“根つきリース”の作り方

針葉樹の“根付きクリスマスリース”の作り方

ここからは、武島さんの根つきクリスマスリースの作り方を詳しくご紹介します。

【材料】

根つきクリスマスリースの作り方
  • ヒムロスギ(3号ポット)…ボリュームを出す土台
  • クプレッサス ‘ブルーアイス’ …シルバーリーフで色の変化をつける
  • イトスギ ‘サルフレア’ …細かい葉が繊細なアクセントに
  • 実もの(青い実など)、ドライフラワー(エリンジウムなどブルー系)
  • リボン(今回はシックなブルー)
  • ワイヤー製のリースネット(リング状の鉢)
  • 麻布、ビニールシート、培養土

【器の準備】

ワイヤーリース
今回使ったのは直径約50cmのワイヤーリース。直径30cm以上が作りやすいサイズ。
  1. ワイヤーのリースネットの内側に麻布を敷き、その上にビニールシートを重ねます。

2. ビニールシートには数カ所、水抜け用の穴を開けておきます。

3. そこへ培養土を半分くらいの高さまで入れ、軽くならします。

【針葉樹を植え込む】

使う針葉樹は3種類。ヒムロスギをベースに、クプレッサス ‘ブルーアイス’ とサルフレアをプラスして、葉色や形の違いから生まれるグリーンのグラデーションを楽しみます。

根鉢の土を落とす

1. ポットから苗を抜き、土を1/3ほど落としながら根をほぐします。2株ずつ同じ品種を横並びにして、やや横倒し気味に植え込んでいきます。

苗を植え込む

2. リースを時計回りに進めるなら、
「ヒムロスギ → クプレッサス → サルフレア」
の順を繰り返しながら、ずっと同じ方向へ植え進めていきます。

苗を植え込む

3. 外側と内側の2列にぎゅっと詰めて植えることで、厚みとボリュームのあるリースに仕上がります。器のサイズによって、1列にしてもOK。

【仕上げの飾り付け】

リースの飾りつけ

土台のグリーンが一周したら、形を整え、実ものやドライフラワー、リボンを留めて飾り付けます。リボンは枝に結びつけるより、フラワーアレンジメントで用いる地巻きワイヤー(紙テープが巻いてあるワイヤー)を用いてリースに差し込むようにすると、飾りつけやすいです。

根つきクリスマスリース

今回はロイヤルブルーでまとめたシックなリースに仕上げました。飾り付けはお好みで自由にアレンジできます。

最後に、土全体がしっかり湿るまでたっぷりと水やりを。
あとは表土が乾いたら水を与えながら、明るい屋外で管理すれば、ずっとフレッシュな状態を保てます。

小さなポットの針葉樹でつくるミニクリスマスコーナー

鉢植えクリスマスコーナー

ご紹介した大きなリースはもちろん見応え抜群ですが、鉢植えを置くだけでもクリスマスらしい演出ができます。最近は園芸店やホームセンターで、さまざまなコニファーの小さなポット苗もたくさん出回っているので、

  • 好きな鉢に植え替えて玄関前に並べる
  • テラコッタポットに数鉢まとめて寄せてみる
  • 足元にLEDライトやオーナメントを添える

これだけでも、ぐっとクリスマスらしいコーナーがつくれます。大きなクリスマスツリーを置くスペースがないお家でも、ミニサイズの針葉樹をいくつか組み合わせるだけで、玄関前が小さな森の入口のような雰囲気に。

庭がないマンションやアパートの方にも、ぜひ試してほしい楽しみ方です。

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