花毎の花ことば・ポインセチア「冬の灯」
ポインセチアには「祝福」「聖夜」「思いやり」など、冬の訪れを象徴する一般的な花ことばが付けられています。これは、赤い苞葉の華やかさや、季節に寄り添うように色づく性質から生まれたものでしょう。
けれども、この花を身近に置いていると、より静かな一面が感じられます。
冷え込みの深まる時季、ポインセチアが部屋にあるだけで、空間にやわらかな明るさとぬくもりが宿る——その佇まいに、花毎では「冬の灯(ともしび)」という花ことばを選びました。
大きな光ではなく、くらしに寄り添う小さな灯りのような存在。
寒い日々の中でも、心を静め、ぬくもりを取り戻すひとときをもたらしてくれる花です。
文・第一園芸 花毎 クリエイティブディレクター 石川恵子
水上多摩江
イラストレーター。
東京イラストレーターズソサエティ会員。書籍や雑誌の装画を多数手掛ける。主な装画作品:江國香織著「薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木」集英社、角田光代著「八日目の蝉」中央公論新社、群ようこ「猫と昼寝」角川春樹事務所、東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇跡」角川書店など

「銅版画で愉しむ 二十四節気の花ことば 英訳付き」
『二十四節気の花絵』が書籍になりました。
これまでの連載の中から、二十四節気にまつわるお話と、それぞれの節気に合わせて選りすぐった3つの花絵を収録。合計72の花絵と花ことばを、一冊にまとめました。
おやすみ前のひとときなど、心を癒したい時間にぴったりな、大人のための絵本です。英語訳も付いておりますので、海外の方へのギフトにもおすすめです。
WEB連載とはひと味違う、書籍ならではの魅力を、ぜひご堪能ください。
第一園芸の店舗、オンラインショップ、Amazonなどのオンライン書店にてお求めいただけます。
