◆これは妻のためだけではない。“夫自身の老化対策”でもある

妻から見れば「家族の安心のためにケアしてほしい」。
夫から見れば「将来の自分の健康や社会的な自信を守るためにケアする」。
そのどちらも叶えられるのが、日々の丁寧なケアを行う予防歯科なのです。
◆お口のケアは“家庭の安全管理”
夫のお口の菌問題は、放置すると家族全体に影響が広がる“家庭のリスク”です。しかし、予防歯科の習慣を少し取り入れるだけでも、家庭内の菌リスクは大きく下げられます。
お口のケアは、妻の不満を解消するためだけのものではありません。家族の健康を守り、子どもの将来の口腔環境を守り、夫自身の健康寿命を延ばす“家庭の安全管理”そのものなのです。オーラルケアは習慣化が鍵になります。歯間清掃や舌清掃を習慣化させられるかどうかが課題です。夫婦で習慣づけられるよう、お互いに声を掛け合ってオーラルケアを行いたいですね。
<文/野尻真里>
【野尻真里】
一般診療と訪問診療を行いながら、予防歯科の啓発・普及に取り組んでいる歯科医師です。「一生涯、生まれ持った自分の歯で健康にかつ笑顔で暮らせる社会の実現」を目標にメディアで発信をしています。X(旧Twitter):@nojirimari

