低価格・低リスクの物件は、経験を積むのにもってこい
戸建て投資はリスクを抑えながら物件を購入できます。その少ないリスクと反比例するように着実に経験を積み重ねていくことができます。
多くの大家さんが「最初に買った物件はいまの自分だったら購入しない」といっているのをよく耳にします。そのときはよい物件だと思えても、時間がたって経験を積んだ目で見ると、実際はあまりよい物件ではなかったということです。不動産物件購入に限らず、はじめてのときは誰しも失敗する可能性が高いものです。
プロの料理人は一度もつくったことのない料理をいきなりお客さんに出したりはしませんよね。最初からうまくつくることなんてできませんから、何回か試作してからその料理を供するはずです。ですが不動産投資は料理のように練習なんてできません。実際に物件を購入しなければ経験にならないのです。
低価格・低リスクの物件を1戸ずつ積み重ねていく戸建て投資の手法であれば、経験を積んでいくことによって物件購入で失敗するリスクを減らすことができます。
物件を購入し続けていれば、不動産業者をはじめとして徐々にいろいろなコネクションができていきますから、よりいい物件を安く購入したり、安くリフォームを仕上げたりできるようになっていきます。投資実績が増えてくれば金融機関の評価も上がりますので、有利な条件で融資を引き出すこともできるようになるでしょう。
まずは戸建てから始めて、十分な経験を積めたら次のステップとしてアパートなどの一棟物に進むというのも1つのやり方だと思います。
宮崎 俊樹
不動産投資家
サーファー薬剤師
