【スタイル3】小顔効果も!ツヤ感のあるフェミニン ミディアムスタイル
表面のクセによる広がりと、ダメージ感が気になるという田口さん。今回のカットでは、髪に自然な動きとまとまりを与え、傷みを目立たせないツヤ感のあるスタイルに。フェミニンな雰囲気のミディアムレイヤーへとチェンジしました。
「小顔効果と、どの角度から見ても美しい理想的なシルエットを意識しました。カラーは、赤みのないブラウンなら、トレンド感がありながらもシックで落ち着いた印象になりますよ」(市川さん)
スタイリングのときは、スタイリング剤を面でつけずに、束でつけるように意識すれば、より立体的で華やかに仕上がるのでおすすめです。
「巻いた後に、毛束ごとに少しずつスタイリング剤をつけてセットするのがgood。今回のスタイリングでは、ヘアクリームをベースにグリースでツヤ感をプラスしました」(市川さん)
【スタイル4】ダメージヘアをカバー!うるツヤふんわり巻髪スタイル
ダメージが強く、顔まわりの強い生えグセによるうねりも気になっていた高草木さん。そこで今回のカットでは、トップの表面はあえて重さを残しつつ、レイヤーで動きを出すことに。
「顔まわりはシャギー調に切ることでクセを生かしながら、パサつきが出ないよう髪をすきすぎず、ランダムに長短をつけて軽さを表現しました。また、後ろもトップを短くすることで、全体の軽さと重さの絶妙なバランスを保ったシルエットに整えました」(木田さん)
カラーには透明感のあるブラウンを使って、根元~中間~毛先の色彩を濃度で変えています。それによりグラデーションとツヤ感・透明感が出て、傷みを感じさせないスタイルに変身です。
高草木さんのように髪の傷みが気になる人は、髪を乾かす前にヘアクリームを混ぜて髪全体になじませることで、アイロンの熱から髪を守りツヤ感を演出します。また、最後にツヤが足りないところにヘアオイルをつけて完成です。
「イベントなどでセルフスタイリングする際には、下半分の毛は縦にフォワード巻き・上半分はリバースで後ろに巻いた方が華やかに見えるのでおすすめです。最後に前髪や顔まわりの毛を少し流したり耳にかけたり、大ぶりのアクセサリーなどでアレンジしたり……自分好みのスタイルアップを楽しんでみてくださいね」(木田さん)
取材協力:オブ・コスメティックス

