母子の「その後」
さゆりさんは、会社を辞めたことを後悔しています。もし介護サービスや両立支援制度をもっと活用できていれば、介護を続けながら働くことができ、自宅を売ることもなかったでしょう。
とはいえ、時間を巻き戻すことはできません。できることをするしかないと気持ちを切り替え、施設のケアマネージャーに母の状況について相談したところ、担当を変えるなど一定の配慮をしてもらえることになりました。
さっそく多江さんに伝えると、ホッとした様子を見せてくれて安心したそうです。
落ち着きを取り戻したさゆりさんは、改めて正社員を目指し、求職活動を始めたのでした。
山﨑 裕佳子
FP事務所MIRAI
代表
