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宿泊費高騰も顧客満足度は依然堅調…部門別「ホテル宿泊客満足度1位」を発表【2025年ホテル宿泊客満足度調査】

宿泊費高騰も顧客満足度は依然堅調…部門別「ホテル宿泊客満足度1位」を発表【2025年ホテル宿泊客満足度調査】

米国を本拠とする国際的なマーケティングリサーチカンパニー、J.D. パワー(ジェイ・ディー・パワー)より、J.D. パワー 2025年ホテル宿泊客満足度調査℠の結果が発表されました。宿泊料金の上昇が続く中、例年通りの顧客満足度を維持するホテル業界。効率性の向上とホスピタリティの両立が、満足度を左右する大きなカギとなりました。満足度ランキングの結果と共に詳細を見ていきましょう。

2025年ホテル宿泊客満足度調査

CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー ジャパン(本社:東京都港区、CEO:木本卓、略称:J.D. パワー)は、2025年ホテル宿泊客満足度調査の結果を発表した。

宿泊料金は上昇続くも、顧客満足度は堅調を維持

円安の進行や国際線の回復、観光プロモーションの強化により、インバウンド需要は2025年にかけて拡大している。さらに大阪・関西万博も追い風となり、都市部を中心に宿泊需要と運営コストの上昇が重なって、ホテル宿泊料金は上昇傾向が続いている。本調査でもアッパーアップスケールホテル部門を除く4部門において、前年比1,000円前後の宿泊料金上昇が確認された。

このような状況にも関わらず、総合満足度は維持または向上しており、特にエコノミーホテル部門では満足度が12ポイント上昇(1,000ポイント満点)した。また、インバウンド客の増加によりフロント業務が繁忙化していると考えられる中でも、「チェックイン/チェックアウト」の満足度が全体的に向上している点が注目される。

[図表1]ホテル宿泊客満足度

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