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ガラケー型ペンライトがSNSで話題! A.B.C-Zライブの魅力に迫る

ガラケー型ペンライトがSNSで話題! A.B.C-Zライブの魅力に迫る

「僕らは意識高いグループだと思います」(塚田僚一)

A.B.C-Z
“アクロバティックなパフォーマンス“が輝くA.B.C-Zが、グループ結成17周年でも変わらぬ向上心を語った。現在、全国ツアー「A.B.C-Z Concert Tour 2025 CRAZY ROMANTIC!」を開催中の4人(橋本良亮、戸塚祥太、五関晃一、塚田僚一)。グループの振り付けを担当する五関は、「いつもだったらステージで大きい装置を使ったりしていますけど、今回は生身のA.B.C-Zで一体感を感じてもらうのがコンセプト」と話すと、塚田も「歌って踊る、原点回帰ですね」と言葉を添えた。

A.B.C-Z
11月23日、東京公演2日目。ギラギラ感のあるEDMが響く「Go CraZy」とともにシルバーの衣装に身を包んだメンバーがステージに登場。続く2曲目は、事務所のイズムが振り付けに盛り込まれた楽曲「NO MORE YOU」で畳みかける。これまで数々の先輩グループのバックダンサーを務めてきたA.B.C-Zが、時代を超えたサウンドで観客を魅了した。

10年ぶりに制作したという自己紹介曲『A.B.Cra-Zy』では、メンバーの名前が会場に響くなど、コールアンドレスポンスを楽しんだ。また、今回ツアーグッズでもあるガラケー型のペンライトがSNSで話題になった。考案した橋本は、「ひと昔前の携帯をモチーフにして作りました。ストラップを付けたり、電池ケースの裏にプリクラを貼ったり、当時と同じようにデコレーションもできる」とアピール。戸塚も「客席に行くと、オリジナルにデコったペンライトを見せてくれて楽しい」と笑った。

ライブ後半には、白のストライプが入った黒スーツで決めた4人。振り付けにカンフーを盛り込んだ「Cocktail」や「Just Romantic!」ではクールで大人なサウンド。また、スタンドマイクで歌唱した『鈍学塁功・DONGAKU-RUIKO』の曲中には、塚田がステージの高台からバク宙や片手のバク転などアクロバティックを連発して会場を盛り上げた。

体力維持の秘訣について塚田は、「食事だったり、毎週10キロ走ってトレーニングしたりはしてます。よく共演するトニセン(20th Century)のお兄さんからは『無理しないでね』ってアドバイスをいただくんですけど、まだまだ大丈夫そうです」と笑顔を見せる。横で聞いてきた戸塚は「良い子は絶対にマネしちゃいけないやつですね。僕は常に酒を飲んでいます。酔拳の使い手なので(笑)」と笑いを誘った。
 
終盤には、『Perfect Sky』『頑張れ、友よ!』など、メンバーが客席のマイクを向けるとファンが歌声を重ねて会場全体が一体感に包まれた。ラストは「一緒に踊ってくれて、歌ってくれて、ありがとう!」と感謝を伝えたあとに、4人が手を取り合って「僕たちとみんなで、A.B.C-Z!」と締めて約2時間のライブに幕を下ろした。

A.B.C-Z
キャリアを重ねても、アイドルのプライドと攻めの姿勢を貫くA.B.C-Zの今後に期待したい。

取材・文/吉岡 俊 撮影/山田耕司

配信元: 日刊SPA!

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