いつまでも輝く女性に ranune
え、誰……?子のいない亡姉の「港区タワマン」を相続するはずだった年金21万円の60代夫婦、遺産分けに割り込んできた「まさかの人物」に大混乱【FPが解説】

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相続は「これからを整えるきっかけ」に

相続には、さまざまな法律や人間関係が絡みあい、ときに思ってもみない展開をみせることがあります。だからこそ、自分自身の土台を整えておき、活かせる方法を考えることが重要です。

Bさんは最後に、こんなふうに話してくれました。

「最初は姉の元夫に割り込まれたと思ったけれど、割り込んでいたのは私たちだったみたいですね。タワマンは手に入らなかったけれど、残してくれたお金で、自分たちらしい老後をちゃんと考えるきっかけをもらった気がします」

受け取り方が変わっても、土台を整えると「もらってよかった」「残してくれてありがとう」と感じられるお金に変えていくことはできます。「誰かのお金に期待する」のではなく、「これからの自分の暮らしをどう整えるか」を、一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。

内田 英子

FPオフィスツクル代表

ファイナンシャルプランナー

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