
ワインの香りや味わいは、グラス一つで驚くほど変わる。お気に入りの1杯をもっと楽しむための、ちょっと特別なグラス選びを紹介。
グラスによってワインは表情を変える
ワインは、グラスによって香りの広がりや舌触りなど、味の印象が大きく変わる。形状や厚み、口径のわずかな違いで、口当たりがより柔らかく感じられたり、香りがいっそう華やかに立ち上ったりすることもある。年末年始にとっておきのワインを開ける時は、ワインの個性を最大限に引き出せるグラスで楽しみたい。
研ぎ澄まされたミニマリズム
シドニオス「ラシーヌライン レステット」

最先端のワイン研究を行う「ボルドー大学」との共同研究により、ワインの香り、味わい、奥に秘めたポテンシャルを最大限に引き出す形状を幾度となく試作。そして導き出した黄金比率が「シドニオス」のワイングラスだ。
シドニオスが掲げる理念は、ワインの声をできるだけ妨げずに“まっすぐ届ける”こと。その思想を具現化したのが、スタンダードコレクション「ラシーヌシライン」の「レステット」だ。
極限まで薄く仕上げたリム(飲み口)は、液体が舌に落ちる瞬間の抵抗を最小限にし、ワイン本来の質感をそのまま伝える。口径とボウルの緩やかなラインは、香りの層をほどきながら立ち上げる設計で、白ワインはより透明に、赤ワインは輪郭を保ちながらしなやかに広がる。
香りの立ち上がりが穏やかで、口当たりもまろやか。赤ワインはもちろん、繊細な白ワインとの相性も抜群で、食事と一緒に楽しむのにぴったりだ。

