3.略図を手書きする

会社指定の用紙に地図を書く場合もあります。地図の作成が苦手な人は、以下の5つのポイントを意識して作成してみてください。
(1)地図の上を北にする
一般的な地図は北を上にして表示されるため、見る人が位置関係を理解しやすくなります。
(2)自宅と会社の位置を明確にする
自宅と会社の色を変える、大きく描くなど目立たせるのもポイントです。
(3)目印を置く
学校、病院、銀行、コンビニエンスストアなど、通勤経路上で目印になる建物があれば記載しましょう。
(4)通勤経路を目立たせる
実際に通る道順を赤などの色ペンで塗りつぶすとよりわかりやすくなります。
(5)できるだけ簡略化する
細かい道路は省いて大きい道や経路のみを記載する、緩やかなカーブは直線で描くなどあえて簡略化することで、土地勘がない人でも理解しやすい地図になります。
通勤経路は正しく申請しましょう
通勤経路を書く際は、移動手段に適した書き方や会社指定のフォーマットに従って正しく記入し、提出しましょう。
通勤経路を偽り、実際の金額より多く交通費を申請するのは不正受給にあたります。交通費の返納を求められるだけでなく、就業規則違反で処分されることもあります。
引越しで経路が変わったときや電車やバスの料金が改定された場合は、できる限り早く会社に届け出ましょう。

