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【更年期川柳大賞2025】特別イベント開催! アン ミカさんのメッセージ&優秀作品を発表

【更年期川柳大賞2025】特別イベント開催! アン ミカさんのメッセージ&優秀作品を発表

一昨年と昨年に引き続き、今年も実施した、第3回「更年期川柳」。
今年の応募作品数は第2回の約2倍で、過去最高の5307作品が寄せられました。
審査委員長にアン ミカさんを迎え、11月18日(火)に受賞作品を発表。同日に東京・恵比寿で開催されたイベントの様子をお届けします!

「モヤモヤを言葉にして吹き飛ばし、
少しでも前向きな気持ちで更年期を過ごしてほしい」

受賞者と約30名の読者の皆さんを招待して行われた、更年期川柳プレミアムイベント。授賞式のほか、審査委員長を務めたアン ミカさんとのトークショーやスポーツトレーナー前田亜希さんのイベントも実施しました。

まずは『大人のおしゃれ手帖』編集長の橘真子から、更年期川柳の開催意図と、今年の応募作品の傾向が紹介されました。

「40代後半から50代の読者に『更年期の症状を誰かに話したり、相談していますか?』と質問したところ、半数以上の方が『一人で抱え込んでいる』と回答しています。不調がなかなか周囲に理解されにくい状況であることも更年期の女性の生きづらさを助長しているようにも思います。

更年期症状は多くの方が抱える問題でありながら、友人同士でも話題にしにくく、情報交換や気晴らしができる機会が少ないことに危機感を感じ、皆で共有しやすい世の中にするきっかけをつくりたいという思いで『更年期川柳』を発案しました。

応募総数はなんと5307作品!
AIや万博、古古古米など、2025年らしい社会情勢を反映した句が多数!

回を重ねるごとに応募数は倍増。第3回となる今回は、思わず笑ってしまう作品や少し考えさせられる作品など過去最高となる5307作品が寄せられ、更年期にまつわるさまざまなことが広く認知されつつあると編集長・橘が分析。

「今年はAIをキーワードにした作品が多く寄せられました。当事者がAIに相談したり、話し相手になってもらうパターンと、家族やまわりの人が更年期について相談するパターンも見受けられました」

さらに、万博を例にとって、症状の多様性を表現した作品も。

「更年期症状は200以上あると言われ、どんな症状が出るかは個人差があり、その多様性を万博のパビリオンに重ねて表現した作品が印象的でした」

社会制度への提言も。

「生理休暇のように更年期症状でも休みをとれる制度が欲しい、といった社会制度への提言を作品にした句が多数寄せられました。更年期症状が広く知られるようになったからこそ、女性たちは社会から何らかのアンサーを求める動きが今後強まるのではないでしょうか」

「女性同士あるあるネタをシェアしたり、互いのエピソードに共感することで、救われることもたくさんあると思います。もちろん家族のサポートも大切です。とくにメンタルの部分は身近な方の理解がないと摩擦が生じやすくなります。だからこそ、女性だけでなく男性も巻き込んだ情報発信が大切だと感じています。『更年期川柳』が性別や年齢を問わず、女性の健康課題について広く知っていただくきっかけになればと思います」

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