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元ディーラー営業マンが「洗車機で洗うと傷がつく」の真相を暴露。クルマに優しい洗い方のコツとは――大反響セレクション

元ディーラー営業マンが「洗車機で洗うと傷がつく」の真相を暴露。クルマに優しい洗い方のコツとは――大反響セレクション

◆車に優しい洗車の方法は?

手洗い
最後に、手洗い洗車をするときに傷を極力つけない洗い方をご紹介します。

まず大切なのは、クルマをこする前に砂ぼこりを落とすことです。

砂ぼこりがついたままスポンジなどでクルマをこすると、それが原因となって傷となってしまいます。そうなる前に大量の水をボディにかけてから、洗うようにしましょう。

ボディを洗う際は円を描かないようにするのもポイント。横方向・縦方向のいずれかに統一して洗うことで、洗車傷が少しついたとしても目立ちにくいのでおすすめです。シャンプー洗車をするときは、シャンプーが残らないように大量の水で流しましょう。

じつは、洗車をするときの天候もポイントです。太陽が出ている天気こそ洗車日和と思うかもしれませんが、太陽光によって水がすぐに乾いてしまい、水道水に含まれるミネラル分によって水シミの原因にもなります。可能であれば曇りの日や屋根がついた駐車場などでクルマを洗うのがおすすめです。

洗い終わったら水滴を残さず拭き取るのも忘れずに。水滴が残っていると水シミの原因になるからです。特にこれからの暑い時期は水が乾きやすいので、ドアを1枚洗ったら拭き上げて、次の部分を洗う……というやりかたにしたほうが、ボディに悪影響を与えにくくなります。

大切な愛車を洗車する際は、ただ洗うだけではなく、ちょっとした工夫が仕上がりをより良くします。

<取材・文/宇野源一>

【宇野源一】
埼玉県在住の兼業ライター。大学卒業後、大手日系自動車ディーラーに就職。その後、金融業界の業務・教育支援を行う会社に転職し、法人営業に従事しながら、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP資格を取得。X(旧Twitter):@gengen801
配信元: 日刊SPA!

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