
ふじいなおみ
30分間、文房具の話題だけをお送りするラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」のパーソナリティ「なおちゃん」こと、ふじいなおみです。
番組では毎週たくさんの文房具が登場します。その中から、他故さんとなおちゃん2人で選んだ商品をピックアップ。より掘り下げてご紹介していきます。
今回は、2025年11月09日OA の「ブンボーグAの今月の文房具」でお送りした「さっそくkeepロス! keep消しゴムに代わる『硬くてさらさら良く消える(しかも折れない)消しゴム』をさがせ!の延長戦です。
keep消しゴムとラジブンと
keep消しゴムは生まれて半世紀以上も品質を変えずに製造されてきた、でも日本国内で一部にしか流通していない消しゴムでした。ホシヤという会社が販売していて、ホシヤさんはブンボーグ大作戦!を始める際に最初にスポンサー引き受けてくださった会社でした。
keep消しゴムは、番組のパートナーである他故壁氏さんの地元、静岡県ではメジャーな存在だったらしく、長年愛用していたそうです。しかし、大学進学で上京した際に「売っているお店がない」と困惑した、というエピソードを何度も話されていました。
ちなみに、北海道出身のなおちゃんにとっては、他故さんと番組を始めるにあたって知った商品でしたが、他故さんの熱い「keep消しゴム"サイコー"パワー」によって、私にとっても魅力的に感じる商品になっていきました。
そんなkeep消しゴムは、2025年7月31日をもってホシヤが閉業することに伴い、流通在庫を残すのみの存在となりました。
keep消しゴムの特徴と観点
keep消しゴムの消し心地について、他故さんはこう表現をしています。
1.消しゴム自体が硬い
2.消しカスがパラパラになる
1の消しゴムの硬さに関しては、擦った時に消しゴムがゆがまないと表現すればよいでしょうか? 弾力があるなしではなく、直方体の物体としてい続ける感覚があります。
今回、私が消し心地を試すに当たって、keep消しゴムを0とし、「ぐにゃぐにゃ度」として★をつけていきます。
2の消しカスに関しては、keep消しゴムが元々設計図を書く方のために作られたため、カスを羽根ホウキでサッと振り払うことができるように本当にパラパラになります。今回は「カスかたまり度」として★をつけていきます。こちらもkeep消しゴムを0とします。
番組内ではオーソドックスな消しゴム「レーダー」「モノ」「エアイン」などメジャーな消しゴムとそのブランドの派生商品である「サラサラレーダー」「モノタフ」などを試しました。今回、keepに代わる消しゴムを探すにあたり、私はあえて少し変わったラインナップにしました。
