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大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。先日、西新宿のSOMPO美術館へ藤田嗣治展を観覧しに行ってきました。久しぶりに新宿を歩いたら、スカウトに「人妻店でも稼げる」と言われて深く傷つきました……。

◆聞き上手は会話上手
私が大阪・北新地のクラブで働いていた頃、従業員用のお手洗いに「人に好かれる聞き方5原則」という張り紙が貼られていました。そこには、・聞く/話すは、8:2の割合で
・人の話題を奪い取らない
・相手の話を否定しない
・相手の言うことは無条件に肯定する
・反論に対して反論しない
ということが書かれていました。第一印象の段階で失敗してしまっている人というのは、だいたいが「話し過ぎ」なんですよね。人に好かれたい、モテたい男女は、まずは聞き上手を目指してみてはいかがでしょうか。
ましてや、人の話題を「私も」「でも私は」「うちの犬は」と奪い取って、求められてもいないのに自分の話をし始めるなんて最悪です。そして、関係が構築されていない段階で相手の話を否定するのはかなりの悪手。反論に対して反論するのも頭の悪い人のやることです。議論の上での勝ち負けより、まずは人に好かれること、モテることを優先しましょう。
残念なことにプロとしてギャラをもらっているはずのホステスの中にも、「人に好かれる聞き方」ができていないバカ女が案外います。どっちが接待されてんの?と言いたくなることも、正直なところしょっちゅうです。
また、「人の話を黙って聞く」ところまではできても、話し方で損をしている男女も多々目にしています。
「人に好かれる聞き方」については、上記の5原則を徹底してもらうとして、今回は「嫌われる人がやりがちな話し方」について解説したいと思います。
◆その①ネガティブな自己開示
関係が構築されていない段階でのネガティブな自己開示は最悪です。例えば、複雑な家庭環境や持病、メンタルの弱さなどをオープンにしたがる人は案外どこにでもいますよね。聞かされている側の気持ちとしては「やれやれ」というのが正直なところです。ネガティブな自己開示は、相手に共感やケアを求める「暗黙のプレッシャー」になってしまいかねないものです。
ましてや初対面であり、まだ信頼関係が築かれていない段階でこれをやられると、相手はリアクションに困りますし、人によっては「特別な配慮をしろってことか」と負担を感じてしまうかもしれません。
ネガティブな自己開示が距離や拒絶感を育んでしまうことはよくあります。
また、聞かれたからってなんでも答えていいというわけではありません。相手に与える印象を意識して話すよう心がけてみてください。
補足ですが、ネガティブな自己開示でなかったとしても、例えば「好きな男性のタイプは?」と聞かれて、素直に「横浜流星」とか言っちゃうと、おじさんはへそを曲げます。
また、おじさんは聞かれたいことを聞いていることが多いので、「好きな男性のタイプは?」に対しては、適当に「高田純次。面白いから」と答えておけばいいし、必ず「おじさんはどんな女の子が好き?」と聞くようにすればいいわけです。

