ファンデーションの形状の違いは粉の割合

ファンデーションは、粉の割合によって形状が違ってきます。粉が一番多いのが、パウダーファンデーション。プレストされた、いわゆるコンパクトに入ったタイプです。次いで、スティックファンデーション、クリームファンデーション。
最も少ないのがリキッドファンデーションで、伸びをよくするための基剤が入っています。肌が乾燥しやすい人は、粉が少なめで伸びのよいリキッドタイプを使うと、しっとり仕上げることができます。
50代を過ぎると乾燥肌になるので、クリームや下地で肌を整えてからファンデーションを塗る人が多いと思います。ですが、伸びがよいとされるファンデーションでも、重ねるほどヨレやすく、肌色のムラや毛穴が目立ちやすくなるので気を付けてくださいね。
ファンデーション選びで重視したい4つのポイント
ファンデーションを選ぶポイントとして、形状の他に次の4つが挙げられます。
- 肌色の欠点のカバー力 シミやくすみ、肌色のムラを隠し、肌色を明るくする
- 毛穴、小じわなど、肌の欠点カバー力 光の反射を利用して目立ちにくくする
- 化粧もち 皮脂への強さ、崩れにくさなど
- 塗り心地、使用感
これらの効果や特徴は、メーカーや商品によって違います。個人的に、以前は化粧持ちの花王ソフィーナ、ツヤのコーセー、つけ心地の良さの資生堂というイメージがありましたが、技術の開発と進歩で、もち、ツヤ、つけ心地のすべてにおいて、どのメーカーの商品もよくなっています。
今は、商品の情報もたくさん公開されています。ホームページなどに毛穴を目立たせなくする光の反射のしくみや、皮脂への強さの根拠などが、成分や技法などと合わせてわかりやすく解説されていますので、商品選びの参考にするとよいでしょう。

