シャコバサボテンの名前の由来や花言葉

シャコバサボテンの名前の由来は、甲殻類のシャコです。突起のついた独特な茎の形がシャコに似ていることから、名付けられました。
学名のSchlumbergeraは、シャコバサボテンの発見者であるフランス人園芸家のシュルンベルガーが由来です。
また、クリスマスの季節に開花するため、英語圏では「クリスマス・カクタス(Christmas Cactus)」、「サンクスギビング・カクタス(Thanksgiving cactus)」などと呼ばれています。
シャコバサボテンの花言葉は「美しい眺め」「一時の美」など。茎が重なるようにして伸びることから「つむじまがり」「もつれやすい恋」などもあります。
シャコバサボテンの代表的な種類
シャコバサボテンは、美しい園芸品種も多く存在します。その中から代表的な品種を一部ご紹介します。
‘ダークマリー’
Schlumbergera ‘Dark Marie’

シャコバサボテンの代表的な品種です。草丈は高めで、大型の鉢植えが適しています。開花期には鮮やかな濃い赤色の花を咲かせるのが特徴です。
‘ゴールドチャーム’
Schlumbergera ‘Gold Charm’

‘ダークマリー’と同じく、シャコバサボテンの代表的な品種の1つです。薄黄色の可憐な花を咲かせます。大型で比較的育つのがゆっくりなので、じっくりと栽培を楽しみましょう。
‘スーパーケーニガー’
Schlumbergera ‘Super Koniger’

薄オレンジが華やかな、大型品種です。強く丈夫なので育てやすいのもポイント。‘ゴールドチャーム’と同じく、ゆっくりと育ちます。
‘エバ’
Schlumbergera truncata ‘Eve’

鮮やかなピンク色の花が目を引く品種です。葉は小さめで分枝が多く、たくさんの花を咲かせます。成熟は早め。小ぶりな鉢での栽培に適しています。
‘ホワイトクリスマス’
Schlumbergera truncata ‘White Christmas’

花弁の外側は白色、中心に向かうと薄ピンク色になる複色の花をつける品種です。カニサボテンとよく似た特徴を持ちます。ほかの品種に比べて遅咲きです。
‘コンペイトウ’
Schlumbergera ‘Konpeitou’
尖った花弁の先が砂糖菓子のコンペイトウによく似ている、ユニークな花が特徴の品種です。白、ピンク、赤など花色はさまざまで、生育の早さにも違いがあります。
‘チタホワイト’
Schlumbergera truncata ‘Tita White’

花弁の外側は白く、中心に向かうにつれてピンク色に染まる花色が特徴です。花つきがよく、分枝力も強い品種。愛知県の知多市で品種改良されたことが名前の由来です。
‘ピンクローズ’
Schlumbergera ‘Pink Rose’

ピンクに色づく華やかな花を咲かせる品種。比較的立ち上がった茎の先に花をつける姿も特徴の1つです。晩生なので、花が咲くまでの過程をじっくりと楽しめるでしょう。
