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アーユルヴェーダの代表的なオイルマッサージ、アビヤンガで心身を整える。写真と文:久保直子 (ウェルネス&ビューティジャーナリストほか) #2

アーユルヴェーダの代表的なオイルマッサージ、アビヤンガで心身を整える。写真と文:久保直子 (ウェルネス&ビューティジャーナリストほか) #2

アーユルヴェーダでは、健やかに自分を整える方法の1つとして、ディナチャルヤ=1日の理想的な過ごし方を教えられています。そのなかでも特に推奨されているのが、アーユルヴェーダの代表的なオイルマッサージ、アビヤンガです。

アビヤンガは、血行を促し、消化力を高めるほか、体の浄化や老化防止など、さまざまな効果が期待できます。セルフアビヤンガでは、一般的に、セサミオイルを中心としたアーユルヴェーダ独自のオイルを使いますが、まずはどんなオイルでも構いません。ココナッツオイルやホホバオイルなど、自分が使いやすいものを選んでください。

シャワーやお風呂の後に保湿目的でオイルを使う方も多いと思いますが、アーユルヴェーダでは、まずオイルマッサージを行い、その後にシャワーまたは湯船に浸かります。

私の場合、平日は常温のまま、休日など余裕があるときは、オイルを湯煎で温めて使っています。温めたオイルは、肌への心地良さや馴染みが高まり、老廃物の排出を助けてくれます。

スリランカでアビヤンガを受けたサロン。

予想以上の効果を実感したアビヤンガ。

このアビヤンガを「日常ごと」の1つにしたきっかけは、通っていたアーユルヴェーダの学校の課題で、ディナチャルヤを実践し、記録したことでした。それまでの私は、1日の生活リズムが乱れており、寝る時間も日によってまちまちでした。そこで、まず朝起きる時間を一定に整えることを心がけ、さらにアビヤンガをきちんと行うことを決め、ディナチャルヤを開始。課題は3か月ほどで終わり、ディナチャルヤによる効果についての発表も終えました。気づけば、自分の心と体がこれまでにないくらい整っていたのです。

こちらのサロンではヘッドマッサージを。

アビヤンガで心身の状態をチェック。

マッサージは全身を優しく流すのが基本です。肘、膝などの関節にはしっかりと塗り込み、目の周りは優しく、くるくると撫でるように行うのがポイント。頭皮は、自律神経のバランスを整えやすくするといわれている部分でもあり、アビヤンガの際はもちろん、入浴後もマッサージしています。ちなみに朝は、髪を濡らさないので、乾いた状態のまま、夜は髪を乾かした後に行います。

頭皮マッサージは、リラックス効果だけでなく、頭皮を柔らかくすることで、顔のたるみ予防にも繋がります。たかが頭皮マッサージと侮るなかれ。それを日常の一コマに組み込むのが大切です。アビヤンガをするだけで、これだけのケアを一度に行うことができるのです。また、私はこのときに胸も触ります。これは、しこりができていないかを確認するためで、乳がん予防です。さらに、足はむくんでいないかなど、体のトラブルもこのタイミングでチェックします。

スリランカで購入したアムラオイルや、ドーシャ(生命エネルギー)を鎮静させるオイル。
配信元: & Premium.jp

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