捨てる理由を明確にし、なりたいゴールをイメージ
捨てるアクションを起こす前に、捨てる理由と〝こうなりたい〟というゴールを明確にしておくのがおすすめ。
片づけのモチベーションが維持でき、挫折しにくくなるからです。たとえば、「お客さんを呼べる家にしたい」「すっきりした部屋でヨガの練習をしたい」とか、「探し物の時間を減らしたい」「毎朝の服のコーディネートをラクにしたい」でもいいでしょう。
「私の最初の片づけは、本棚からでした。本が多すぎて、見ているだけでうんざりしていたんです。本棚の奥と手前に、ぎっちり本をしまっていた状態を何とかしたいと思ったのがきっかけです」
理由やイメージに正解・不正解はありません。あなたなりのビジョンを思い描けばそれで十分。
「そのうえで、1日1個でも2個でも捨ててみると、視界や暮らしが変わり、〝私も捨てられるんだ、捨てたら気持ちいいんだな〟と実感できるはず。すると、次はもっと捨てようと加速していくんです」
捨てる成功体験を重ねることで、いずれは家全体もきれいになります。
そのはじめの一歩を、気軽な気持ちで踏み出してみて。
こんなあなたは今が「捨て時」!
下記のリストで、1つでもチェックがついたら〝ものが多すぎる〟サイン。
捨てる技術を身につけて快適な暮らしを手に入れましょう。
□ 家具の上にものがたくさんのっている
□ 休日は出かけたくなる
□ すぐに気が散る
□ 掃除しにくい
□ 来客を入れられない
□ 新しいものの置き場が決まらない
□ 開け閉めしにくい場所がある
□ 探しものが多い
□ もののせいで動きにくい
8割捨てると快適になる理由を知る
当たり前のようで意外とできていない!?
「捨てるものリスト」
明らかなゴミ
紙くずや服についていたタグなど、誰が見てもゴミだとわかるものは、すぐにゴミ箱へ。
たまりがちな保冷剤、小分けの調味料、ストロー、割りばしなども捨ててください。
期限切れのもの
賞味期限が切れている食品や調味料は、潔く捨てて。
とっておいても食べられるようにはなりません。薬やサプリ、クーポン券、保証書、取扱説明書などの期限もチェックを。
サンプル・無料のもの
化粧品サンプルは、すぐ使うことを想定してつくられています。
いつもらったかわからないものは処分を。粗品でもらったタオルやボールペンなども、使わないならガラクタです。
空き箱・瓶・缶・袋
「何かに使えるかも」としまっておいても、出番がくることはまずありません。
「中身」を運んできた時点で役割は終えています。使い道がすぐに浮かばなければ、処分して。
壊れているもの
古いスマホや充電器、壊れたリモコンや家電など、今使っていない・使えないものはガラクタです。
使いたいならすぐに修理を。そうでなければ、不用品です。
ダブっているもの
用途がダブっているものは、たいてい使っているのは1つだけ。
充電ケーブル類、文房具、身だしなみグッズなど、ダブっているものは、よく使うものを残して、あとは処分を。
撮影/古家佑実[SORANE] 文/寺本 彩
大人のおしゃれ手帖2025年12月号より抜粋
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