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【実践】影森式!焦りや不安が軽くなる「おもち呼吸法」と4つのワーク

【実践】影森式!焦りや不安が軽くなる「おもち呼吸法」と4つのワーク

ガチガチな体をゆるめれば、心もゆるむ

胸がざわざわして気持ちが落ち着かず、焦りのような、恐怖のような感覚に襲われるというのは、心と体にとって耐えがたい緊張状態といえます。そんなときは、「いったん落ち着く」こと。まずは、ガチガチに緊張した心と体をゆるめることが大切です。

東洋医学では、不安感が高まるのは「気」の異常が原因とされています。神経が緊張すると、気が下から上へと上昇する「気逆」が起こるのです。苦しいときや不安なときに緊張が胸にせり上がってくるような、そんな状態です。

ですから、体の重心を下へ下へと向けるよう意識してみましょう。お相撲さんの四股(しこ)を真似てみたり、重力に引っ張られて地に足が着いているイメージをしてみたりしてください。

私が院長を務めている「鎌倉ひまわり鍼灸院」では、お灸や鍼を使って、上昇している気を丹田に下ろして、自律神経を安定させ、気を全身に巡らせる施術を行なっています。

呼吸で心と体をゆるめたら、次は「ツボ」で体の内側から整えるステップへ。最終回(第4回)では、影森佳代子さんが教える“パニックに効くツボ”を紹介します。眠れない夜や気持ちが不安定な日に、自分でできるセルフ灸・ツボ押し法を学びましょう。

※この記事は、書籍「影森式パニック障害改善メソッド セルフワークBOOK 誘導ボイスつき」を再編集しています。

イラスト/林ユミ

配信元: HALMEK up

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