一度は消えかけた「ジャニーズJr.6人組」が紅白出場歌手になったワケ。“AKB48との学園ドラマ”をきっかけに結成された過去も

一度は消えかけた「ジャニーズJr.6人組」が紅白出場歌手になったワケ。“AKB48との学園ドラマ”をきっかけに結成された過去も

◆待望のデビュー曲はYOSHIKIが担当

Imitation Rain / D.D.(通常盤)
Imitation Rain / D.D. (通常盤)
 彼らが「SixTONES」として念願のデビューを飾ったのは、キンプリから遅れること2年、2020年1月22日のこと。

 結成から5年、ドラマ放送からは8年近い月日が流れていた。

 滝沢秀明新社長のもとでの初のデビューグループ。しかし、それは単独デビューというものではなく、同じくJr.内の人気ユニットSnow Manとの2組同時デビューというかたちだった。

 彼らはソニーミュージック、Snow Manがエイベックス、2組のデビューは2社同時リリースというものだった。

 2組は舞台やコンサートなどでもしばしば一緒になることも多く、“スノスト”と称されることもあった。

 盟友同時デビュー、友情を感じるいっぽうで直接比較されるという側面もある。

 話題性も高い大型デビューではあるが、「抱き合わせ」のような印象もどうしても出てしまい、それぞれのファンの中には単独デビューのほうがよかったという声もあった。

 そしてこのSixTONES待望のデビュー曲を担当するのはX JAPANのYOSHIKIだと発表されたときにも大きな話題を集めた。

 彼らはロック調の曲をJr.時代から披露することも多かったため、一部のファンは『紅』のようなハイテンションな激しいロックでのデビュー曲になると想像した。

 しかし、実際にお披露目されたデビュー曲『Imitation Rain』は、X JAPANの楽曲のなかでいえば『Forever Love』などを彷彿させる流麗なバラード曲という、旧ジャニーズアイドルのデビュー曲としてはある種異例の雰囲気をもつ作品となった。

◆デビュー前から6人の知名度が高かったワケ

 冒頭で記したが、6人はデビュー前からそれぞれが何かを背負うような存在でもあった。

 京本政樹の息子である京本大我。田中樹の兄は元KAT-TUNの田中聖であり、森本慎太郎の兄は元Hey! Say! JUMPのメンバー・森本龍太郎である。髙地優吾は人気バラエティ『スクール革命!』の新入生オーディション合格と同時入所という存在。

 髙地と松村北斗は、中山優馬と一緒にCDリリースも飾ったジャニーズJr.の4人組グループB.I.Shadowのメンバー。中山優馬、山田涼介、知念侑李と「B.I.」メンバーで結成された7人組グループNYC boyzでは紅白出場も果たすなどしたが、同グループの中島健人と菊池風磨がSexy Zoneとしてデビューしたことで事実上解体状態となってしまった。

 ジェシーもまた、田中樹もメンバーだったHip Hop JUMPというグループで活躍したり、アメリカ人ハーフという特性を生かすようなポジションを任されることも多く、のちにはJr.イベントの中心に位置するなど、当時のJr.界の象徴、顔的な存在でもあった。

 それゆえ同時デビューの段階では、メンバー個々の一般的知名度は、メディアより舞台などでの活躍が目立っていたSnow Manよりも、SixTONESのほうが高かったことは確かだっただろう。

 しかし、売り上げの数字だけがすべてではないが、デビュー後のCD売り上げなどは少しずつSnow Manに差をつけられることもあった。


配信元: 日刊SPA!

提供元

プロフィール画像

日刊SPA!

日刊SPA!は、扶桑社から発行する週刊誌「週刊SPA!」が運営するニュースサイトです。雑誌との連動はもちろん、Webオリジナルの記事を毎日配信中です。ビジネスマンが気になる情報を網羅!エンタメ・ライフ・仕事・恋愛・お金・カーライフ…。ビジネスタイム、プライベートタイムで話したくなる話題が充実!

あなたにおすすめ