3.建具の種類
建具には、大きく3つの種類があり、それぞれ開き方が異なります。間取りや用途に合わせて、適切な建具を選びましょう。
3-1.開き戸
住宅において最も一般的な建具です。レバーを回して開閉します。
使い勝手とコストのバランスがよく、デザインのバリエーションも豊富。スリットや透光窓が施された、採光できる開き戸もあります。
本体価格の目安は2~9万円程です。
| 開き戸のメリット | 開き戸のデメリット |
|---|---|
| ・気密性が高い ・デザインが豊富 |
・開閉時にスペースが必要 ・開放したままの使用には適さない ・他にも開き戸が近くにあると、開閉時に干渉する |
3-2.折れ戸
折れ戸は、蝶番で連結した複数の扉を折りたたむようにして開閉する建具です。
クローゼットでよく使われています。
本体価格の目安は5~10万円程ですが、折れ戸の枚数によって価格が変わります。
| 折れ戸のメリット | 折れ戸のデメリット |
|---|---|
| ・開閉しやすい ・省スペースに設置できる |
・手を挟みやすい ・開口部の端に、折りたたんだ扉を納めるスペースが必要 |
3-3.引き戸
引き戸は、横にスライドして使う建具で、開き戸が一般的になる以前によく使われていました。現代では、和室に使われるほか、回遊動線を取り入れたい箇所にも使われます。
本体価格の目安は2~14万円程ですが、扉の枚数や設置方法(上吊り式・アウトセット式など)によって費用に幅があります。
| 引き戸のメリット | 引き戸のデメリット |
|---|---|
| ・開閉時にスペースをとらない ・開放したままでも使える |
・気密性が低い ・扉を引き込むスペースが必要(家具の配置にも注意が必要) ・周辺にスイッチやコンセントがある場合は、移設工事が必要になることがある |
引き戸リフォームで知っておきたい費用や選び方、注意点を完全解説
【目的・用途別】おすすめの建具
建具の種類に迷った場合は、目的や用途から選んでみましょう。
| 目的・用途・要望 | 建具の種類 |
|---|---|
| デザインで選びたい | 開き戸 |
| 家具を自由に配置したい | 引き戸 |
| 開口部を大きくしたい | 折れ戸 |
| 扉を開放したまま使うことがある | 引き戸 |
| バリアフリー環境にしたい | 引き戸・折れ戸 |
| ペットが行き来できるドアにしたい | 開き戸(ペットドア付き) |
4.建具をリフォームした事例
開き戸・引き戸・折れ戸、それぞれのリフォーム事例をご紹介します。
4-1.ブルーグレーの開き戸で北欧風の玄関に
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出典:株式会社イズホーム
玄関のリフォームに際して、室内ドアをシックで落ち着きのあるブルーグレーに交換。
ホワイト×ナチュラルな空間の中に、ブルーグレーの扉が映える印象的な玄関になりました。
4-2.開け閉めしやすい引き戸にリフォーム
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開口部を拡張し、引き戸にリフォームした事例です。
全面ガラスのスライドドアで、明るく開放感のあるお部屋に変わりました。
4-3.クローゼットの折れ戸を交換
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長年の使用で開閉しづらくなった折れ戸を交換した事例です。
新調した折れ戸は軽く、ストレスなく開閉できるように。扉がホワイトでお部屋の印象も明るくなりました。

