マネックス証券でdポイントを換金する方法
まずはマネックス証券でdポイントを使って投資。換金することで現金化する方法について解説していきます。
マネックス証券とは?

出典:マネックス証券公式サイト
マネックス証券とは、グローバルなオンライン金融機関でもあるマネックスグループ傘下の大手オンライン証券会社です。
マネックス証券は、dポイントを運営するNTTドコモと資本業務提携を結んでおり、dポイントで一般口座、NISA口座(※つみたて投資枠を除く)での投資信託購入が可能。加えて、以下のような特長もあります。
- NISA口座の取引手数料無料
- 投信つみたてなら100円からNISAをスタート
- 1株から株式を購入できるワン株(単元未満株)サービスも用意
ここからはマネックス証券で投資信託の購入にdポイントを利用する方法や、換金方法を詳しく紹介していきます。
マネックス証券での投資にdポイントを使う方法

出典:マネックス証券公式サイト
マネックス証券でdポイントを使って投資する方法を具体的に紹介します。
1)マネックス証券で投資用用の口座を開設
マネックス証券でdポイントを投資に使いたい場合、まず必要なのがマネックス証券での口座開設です。口座開設は郵送はもちろん、マイナンバーカードなどの本人確認書類があれば、オンラインでの手続きも可能。オンラインなら最短翌営業日に口座の開設が完了します。
2)マネックス証券の口座とdアカウントを連携
口座を開設した後は、dアカウントとの連携も忘れずに行いましょう。連携はマネックス証券のマイページから簡単に手続きできます。
マネックス証券の口座とdアカウントを連携することで、dポイントでの投資信託の購入が可能に。投資信託の購入時、dポイントは「1ポイント=1円」で換算されます。
通常ポイントはもちろん、期間・用途限定ポイントも1ポイントから利用OK。dポイントクラブのキャンペーンへの参加などの“ポイ活”でためた期間・用途限定ポイントの有効期限対策にもおすすめです。
3)マネックス証券での投資にdポイントを利用する
dポイントでの投資方法は、投資信託買い注文画面の「dポイントの利用」欄で「すべて利用する」または「一部を利用する」を選択するだけです。「一部を利用する」を選択した場合は、具体的なポイント数も入力しましょう。1カ月間でのポイントの利用上限は5万ポイントです。
なお、マネックス証券では投資信託の保有残高に対し、最大0.26%のdポイントがたまるサービスも。ポイントで投資信託の購入を続けることで、さらに“原資”となるdポイントが追加されていくお得な仕組みを採用しています。
マネックス証券での換金方法

マネックス証券で購入した投資信託は売却後に、売却で得た金額をあらかじめ指定しておいた振込先口座に出金することもできます。
出金はインターネット上で指示が可能。翌営業日または翌々営業日に振り込まれる「通常出金」の場合は手数料が無料です。一方、出金指示の直後に振り込まれる「即時出金」の場合は1回につき330円(税込)の手数料が発生します。
出金された口座から引き出すことで、初めてdポイントの現金化が完了。口座の開設や投資信託の買い注文、売却、出金指示と、いくつかの手順を踏む必要があるため、即日現金化することは難しいですが、日々たまっていくdポイントの使い道がなくて悩んでいる……という人にはかなりおすすめの方法です。
また、たまったdポイントを“余剰資金”として考え、将来かかる子どもの教育費や老後資金の積み立てのために活用したいという人にも最適と言えるでしょう。
日興フロッギーでdポイントを換金する方法
続いて、日興フロッギーでdポイントを使って投資。換金することで現金化する方法について解説していきます。
日興フロッギーとは?

出典:日興フロッギー公式サイト
日興フロッギーとは、SMBC日興証券が運営する新しいスタイルの投資サービス。大きな特徴は、さまざまな企業が紹介される記事を読み「学びながら気になった株をすぐ買える」という点です。
日興フロッギーでは200本以上の記事が無料で読めるほか、口座開設後は会社四季報の最新銘柄レポートが無料で閲覧可能。投資しながら、お金の知識を身につけることができます。
また、100円から金額指定で株式やETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)の取引が可能。dポイントでも株が買えて、100万円まで買い手数料ゼロで利用できます。
ここからは日興フロッギーで株式の購入にdポイントを利用する方法や、換金方法について具体的に紹介していきます。
日興フロッギーでの株式購入にdポイントを使う方法

出典:日興フロッギー公式サイト
日興フロッギーでdポイントを使って株式を購入する方法を具体的に紹介します。
1)日興フロッギーで「ダイレクトコース」の口座を開設する
日興フロッギーの株式の購入にdポイントを使いたい場合、まずは「ダイレクトコース」の口座を日興フロッギーに開設しましょう。
ダイレクトコースとは、パソコンやスマホを使って、自らのペースで取引ができるコースのこと。アドバイスなどをくれる特定の担当者がつかない一方、現物取引の手数料が安く抑えられているのがメリットです。
ダイレクトコースの口座は、インターネット上での開設申し込みが可能で、最短即日で手続きが完了。本人確認は「スマホでかんたん本人確認」「Webアップロード」「郵送」の3つの方法から選べます。
2)日興フロッギーの口座とdアカウントを連携
日興フロッギーの口座開設が完了したら、dアカウントとの連携を忘れずに行いましょう。まずは、日興フロッギーのページへとログイン。dアカウント連携の画面が表示されるので、「dアカウントを連携する」ボタンをクリックします。あとは画面の指示に従い、dアカウントのID入力を済ませるだけで手続きは完了です。
連携手続きが完了すると、ログイン後のページタイトルに「+docomo」の文字が追加されます。手続きが無事に完了したか不安な人はぜひ、目安にしてみてください。
なお、日興フロッギーではdポイントをためられるサービスも数多く用意。「+3 dポイント」のアイコンがつく記事を閲覧することで、1記事あたり3ポイントがもらえるなど、手軽にポイントゲットが叶うシステムもあるので、チェックしてみるとよいでしょう。
3)日興フロッギーでの株式購入にdポイントを利用する
口座の開設、dアカウントとの連携が完了したら、いよいよdポイントで株式を購入していきましょう。
まずは買う銘柄を決めて「買う」ボタンをクリック。続いて、「決済方法」としてdポイントを選択します。使うポイント数を入力すれば、注文は完了です。注文画面には保有するdポイント数が表示されるので、その範囲内で購入金額を決めるようにしましょう。
dポイントは「100ポイント=100円」から利用可能で、1回の注文で利用できるdポイントの上限は3万ポイントです(※2026年1月から1カ月の累計で5万ポイントに改定予定)。通常ポイントだけでなく、dポイントクラブのキャンペーンなどでもらった期間・用途限定ポイントも使えます。
日興フロッギーでの換金方法

日興フロッギーでdポイントを使って株式を購入したら、タイミングを見て株を売却。その売却代金を日興フロッギーの口座から銀行口座に出金しましょう。出金方法は以下の3つです。
- 登録済みの銀行口座に振り込んでもらい、出金する
- 三井住友銀行の口座と連携させたインターネット専用のサービス「バンク&トレード」を使って即時出金する
- 提携ATMから日興カードで出金する
銀行口座への振り込みと、「バンク&トレード」の場合は手数料無料。提携ATMから出金する場合のみ、利用の金融機関・時間帯によって、手数料がかかる恐れがあります。
なお、いずれの方法も、メニュー画面から「マイ資金→出金」を選択することで、簡単に手続きが可能です。
口座の開設、株式購入、売却、出金といった手順を踏むため、マネックス証券と同じく、dポイントを即日現金化することはできないものの、dポイントを使って株の売買に挑戦してみたいという人にとってもおすすめの方法です。
