◆女性ファンを虜にする“甘いマスク”も話題
そんな坂井騎手は、騎手としての“腕”以外でも注目度が上昇中だ。もともとその甘いマスクは多くの女性ファンを虜にしており、先日のチャンピオンズCを勝利した際も場内には黄色い声援が飛び交っていた。10日に発売されたマガジンハウス発行の女性誌『anan』のバックカバーにも抜擢され、その知名度はまさにうなぎ上り。また“顔”だけでなく、騎手としては高身長の部類に入る170cm、48kgという“スタイル”の良さも人気の秘訣だ。
◆「ポスト武豊」の最有力候補か

武騎手といえば、1987年の騎手デビュー以来、長きにわたりJRAの顔として君臨してきた。JRAでの通算勝利数は4600を超え、G1・84勝、重賞366勝はもちろん歴代最多だ。しかし、武騎手もすでに56歳を迎え、引退の二文字がちらつく年齢に差し掛かっている。
これまで「ポスト武豊」候補は何人かが現れては消えていったが、現時点でその座に最も近いのが坂井騎手だろう。ジョッキーとしての成長ぶりを見せつけるには、今月のG1で大爆発することがその足掛かりになる可能性も十分ある。

