◆どこでも登場する「イベント好きファン」
「DD(誰でも大好き)」は昔から存在する“あるあるファン”の一種で、最推しも二推しも関係なくどこの現場にも現れる。演者1人に対する熱量は高くなく、イベント参加そのものが好きというタイプだ。先ほど説明した“収集癖”が強く「有名なあの子と2ショットを撮れた」などで欲を満たす傾向にある。本人に対する愛よりも、○○ができたという部分に焦点が当たっていることが多いのだろう。
DDはイベントに来てくれるとありがたいけれども、あちこちへ行くので言い方は悪いが“アテになるファン”ではない。会うのが一度きりでおしまいだったり、かなり時間を空けて再登場→「覚えてる!?」と困ったコンボをキメる話も珍しくはないという。
また、「とりあえず新人がデビューしたから顔を見に行く」なんてのも、よくある行動の一つ。もしかするとDDは演者のことよりも、推し活をする自分自身が一番好きなのかもしれない。
◆作品は買うけど…「遠くから見守るファン」

この場合、作品を購入する・ファンクラブに入る・SNSをマメにチェックするなど熱量はそこそこ高い。“接触”に興味がないか苦手意識を持つだけで、良識なファンであることに間違いはないだろう。
遠くから温かい目で見守るタイプは、現場にきて図々しい行動を取るなどの迷惑を絶対にかけない。演者からすると認識はできないけれど、縁の下の力持ち的存在。あまりにコソッとしているため、こっちとしては「たまにはアピールしてもいいんだよ」とつい言いたくなってしまうのだ。

